LiSAさんの「紅蓮花」を作曲した草野華余子(くさのかよこ)さんの印税はいくらなのでしょうか?
LiSAさんは2020年にレコード大賞受賞、日本で1番売れたアーティストと言えますから、その代表曲「紅蓮花」を作曲した草野華余子さんにも相当な額の印税が入っていると思います。
さらに、草野華余子さんはLiSAさんに「紅蓮花」以外にもたくさんの曲の作曲を担当しています。
草野華余子さんとLiSAさんがどうしてタッグを組むようになったのか、2人の出会いのきっかけも気になりますね!
そこで今回まとめた内容がこちら
- 草野華余子の印税は3千万?
- 草野華余子とLiSAの出会いのきっかけ
- 草野華余子が作曲したLiSAの曲一覧
ではさっそく本題です。
草野華余子の印税は3千万?紅蓮花だけで1千万円超⁉︎
草野華余子さんの印税はこれまでの全ての作曲での印税は軽く3千万円を超えていると思われます。
草野華余子さんの紅蓮花作曲での印税はざっと計算しただけでも1300万円超に及ぶと考えられます。
草野華余子さんの印税の内訳(紅蓮花のみ)がこちら
- CDの売り上げでの印税:480万円
- サブスクや音楽ダウンロードサイトでの印税:500万円
- カラオケでの印税:240万円
- 番組使用やBGMでの印税:100万円超
これらを合計すると、草野華余子さんの紅蓮花作曲での印税は1320万円。1千万円を軽く超えていると思います。
それぞれ内訳を詳しくみていきます。
草野華余子の印税①CDの売り上げ:480万円
草野華余子の印税で、紅蓮花のCD売上での印税は約480万円です。
音楽業界で作曲家がもらえる印税は著作権印税といい、CDが1枚売れると、その売り上げの6%がJASRACに支払われます。
残りの94%を音楽会社と作詞家、作曲家で分けることになります
- JASRAC・・・全体の6%
- 音楽会社・・・94%のうち50%
- 作詞家・・・94%のうち25%
- 作曲家・・・94%のうち25%
一般的に、CD1枚の売り上げに対し、作曲家に入ってくる印税の割合は全体の94%のうち25%ですね。
紅蓮花のCD売り上げは2021年2月現在で785,382枚。
紅蓮花のCDは1枚1,320円ですので、
1,320×785,382=1,036,704,240円 約10億3700万円!!!
「紅蓮花」のシングルには3曲入っていて、そのうち草野華余子さんが作曲を担当したのは1曲のみなので、印税の取り分は3分の1で約33%ということになります。
こちらを踏まえると計算式は
CDの売上合計額×6%×94%×33%×25%
1,037,000,000円×6%×94%×33%×25%=4,825,161円
紅蓮花のCD売上に対する草野華余子さんの印税は約480万円ということが計算からわかりました。
CD1枚売れると5〜6円の印税が入ってくる割合ですね。
もし、紅蓮花がカップリング曲なしの1曲シングルでだったら草野華余子さんの紅蓮花での印税は、CD売上だけで1千万円を余裕で超えていたことになりますね!
草野華余子の印税②サブスクや音楽ダウンロードサイト:500万円
次に、草野華余子さんの印税で、紅蓮花のサブスクなど音楽ダウンロードサイトの印税の合計額は240万円と推測します。
音楽ダウンロードでは一曲の相場が250円です。
紅蓮花の2021年1月までのダウンロード総数は1,415,273回。
1,415,273×250円=353,818,250円。
先程の計算式に当てはめると、
353,818,250×6%×94%×25%=4,988,837円
草野華余子さんの紅蓮花の音楽ダウンロードでの印税は約500万ということですね。
草野華余子の印税③カラオケ:240万円
次に、草野華余子さんの印税で紅蓮花のカラオケによる印税額は、推定240万円。
カラオケで作曲家にはいってくる印税の割合は、一曲で1〜3円とのことです。
カラオケ印税は著作権印税の1つで、カラオケ業者がJASRACに著作権使用料を渡すことで、音楽出版社、作詞家、作曲家、ひいてはアーティストへと印税が分配される仕組みになっています。カラオケ印税としてアーティストがもらえるのは1曲につき1~3円だといわれており、歌われた回数分この印税がプラスされていきます
https://magazine.tr.mufg.jp/90103
ここでは一曲3円とします。
「紅蓮花」はジョイサウンドのカラオケ総合ランキングで2020年の1位を獲得。
紅蓮花がカラオケで歌われた総回数は公表されていないので予想してみます。
紅蓮花の売上枚数が約80万枚。
CDを買う人は相当なファンだと思うので、この全員がカラオケボックスで歌った、あるいは家のカラオケゲームで歌ったと仮定すると、
これまでに紅蓮花がカラオケで歌われた回数は約80万回。
ですので、カラオケによる印税の計算式は
800,000×3=2,400,000円
草野華余子さんの印税で紅蓮花のカラオケで発生する額は約240万円ということになります。
草野華余子の印税④番組使用やBGM:100万円超?
草野華余子さんの紅蓮花の印税で、テレビやラジオの番組使用やBGMとして流されたものの印税は推定で100万円は余裕で超えていると予想します。
詳しい数字はわかりませんでしたが、テレビ放送局が1曲を使用するにあたりJASRACに支払う額は3,000円〜12,000円とかなり高額です。
全国ネットの放送局か、地方放送局かによって金額が違ってくる様です。
仮に紅蓮花一曲の使用料が6,000円とすると、去年は毎日一回はどこかで紅蓮花を聞いていたので、
6,000×365日=2,190,000円。
実際には紅蓮花を数秒だけ、BGMだけで使用するというケースも多々あり、テレビだけでなくラジオなどでも毎日聞こえてきていました。
その使用料全部を合わせると、草野華余子さんの元にも番組使用の印税だけで100万円ほどの印税は入ってきていると推測します。
草野華余子の印税は3千万円超!?
紅蓮花の作曲だけで軽く1千万円を超えているので、草野華余子さんが現在までに得た印税はその3倍、3000万円くらいはあるのではないかと予想します。
草野華余子さんが現在までに作曲や作詞・プロデュースをした楽曲は約70曲にも及びます。
草野華余子さんの作曲した曲は、声優に書いた曲やアニメの劇中歌が多いので、カラオケでは根強く歌われている上に、アニメ主題歌となれば、毎週草野華余子さんが作曲した曲が流れることになります。
1楽曲の印税が30万円だったとしても、全部で2000万円超え、紅蓮花と合わせて3千万円超えもあるかと予想します。
草野華余子とLiSAの出会いのきっかけは?
作曲家・草野華余子さんとLiSAさんの出会いは、2013年ごろの様です。
もともと草野華余子さんはLiSAさんのファンで、まだ無名だったころからチケットを買ってライブハウスに足を運ぶほどだったそうです。
草野華余子さんの知人が、LiSAさんの当時のディレクターの岡村弦さんに「アニメが好きで良い曲が書ける子がいる」と紹介したことがきっかけでLiSAさんの作曲を手がけるようになりました。
話がすすんで、岡村さんに「ちょっとLiSAに合いそうな曲書いてみてよ」と言われ、何曲か持って行った中の最初の曲が「DOCTOR」だったそうです。
そこで岡村さんが「ちょっとLiSAに合いそうな曲書いてみてよ」って。
わたしの相当荒削りなデモ音源を聴いて、色々と感じ取ってくださってたみたいで。
そのときに何曲か書いて持って行って、そのうちの一曲がLiSAさんに初めて提供した楽曲「DOCTOR」です。
引用:SPICE

出典:草野華余子Twitter
草野華余子さんは当時、上京せずに大阪から電車で通っていたそうです。
そして最初のLiSAさんとの打ち合わせに遅刻!周りの人から怒られて凹んでいたところをLiSAさんが
「こういうこともあるよね。いい曲ありがとう」
と優しく言ってくれたというエピソードがあります。
この時、草野華余子さんは
「この人のために死ぬまでいい曲を書き続けよう」
と思ったそうです。
草野華余子あんとLiSAさんのツーショット、仲がいいことが伝わってきますね!
それからLiSAさんの曲をたくさん作曲することになります!
草野華余子が作曲したLiSAの曲一覧
草野華余子さんが作曲したLiSAの曲をまとめました。
草野華余子さんが現在までに作曲したLiSAさんの曲は14曲。
- DOCTOR(2013)
- ポーカーフェイス(2014)
- シルシ(2014)
- 蜜(2015)
- 虚無(2015)
- LOSER(2017)
- the end of my world(2017)
- Blue Moon(2017)
- Thrill, Risk, Heartless(2018)
- ADAMAS(2019)
- 紅蓮花(2019)
- unlasting(2019)
- 愛錠(2020)
- dawn(2021)
初提供曲「DOCTOR」をはじめ、草野華余子さんはほぼ毎年LiSAさんに楽曲提供していますね。
草野華余子さんは、LiSAさんのブレイクを陰で支えた人物なのですね!
LiSA以外のアーティストに作曲した曲は?
草野華余子さんはLiSAさん以外にも、アーティストや声優で歌手の方に楽曲を提供しています
- 水瀬いのり(声優)
- 刀剣乱舞の作詞
- 岸田教団&THE明星ロケッツ(ロックバンド)
- 鈴木このみ(声優)
- 三澤紗千香(声優)
- ReoNa(歌手)
草野華余子さんがこれまでに作曲・作詞やプロデュースした曲は約70曲!
草野華余子さんはアニメが大好きで自称ガチのアニオタと称するだけあって、アニメの世界観とリンクした作曲に定評のある人気作曲家です。
草野華余子の印税は3千万?紅蓮華作曲者とLiSAの出会いのきっかけ!まとめ
今回は「草野華余子の印税は3千万?紅蓮華作曲者とLiSAの出会いのきっかけも」と題し、紅蓮花の作曲者・草野華余子の印税が凄すぎる事と、草野華余子さんとLiSAさんの出会いのきっかけ、紅蓮花以外でLiSAさんに提供した楽曲一覧を紹介しました。
草野華余子さんの印税は軽く3千万超え。
紅蓮花作曲での印税は現在1千万円以上、2021年には2000万円に及ぶのではないかと思います。
草野華余子さんとLiSAさんの出会いは2013年ごろ、LiSAさんの当時のディレクターの岡村弦さんに紹介されたことがきっかけで「DOCTOR」を草野華余子さんが作曲、初・楽曲提供します。
草野華余子さんがLiSAさんに楽曲提供した曲は全部で14曲。
LiSAさん以外にもアニメの声優やアーティストに楽曲提供していて、草野華余子さんは超売れっ子の作曲家です!
紅蓮花は鬼滅の刃の世界観と本当にマッチしていて疾走感がある曲調です。
鬼滅の刃はここまで流行ったのも、草野華余子さんの作曲の功績が大きいと思います!
ではさいごまでご覧いただきありがとうございます。
また次回まで!