宮迫博之の闇営業問題
宮迫博之の闇営業問題とは
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事務所の了解を得ずイベントに参加
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反社会勢力から報酬を受け取っていた
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吉本興業の隠蔽体質が浮き彫りになった
2019年6月に発覚した闇営業問題
宮迫博之の闇営業問題は、2019年6月に発売された写真週刊誌に振り込め詐欺グループのイベントに参加していたことが報じられたことで発覚しました。 このイベントにはカラテカの入江慎也の紹介で宮迫博之のほか、ロンドンブーツ1号2号の田村亮など人気タレントが多数参加していたことが明らかになっています。 かねてから入江慎也は闇営業や合コンをセットしてきた経緯があり、参加したタレントには「頼まれれば断れない」といった義理もあったようです。
反社会的勢力とのつながりが問題視された
吉本興業は所属するタレントは6,000人を超えているといわれています。そのため、契約書を交わす習慣がなかったことから闇営業に対しても黙認していた節があります。 しかしながら、宮迫博之が参加したイベントの主催者は振り込め詐欺グループでした。いわゆる反社会的勢力とのつながりが問題視されたのです。 実際、この振り込め詐欺グループは2013年頃から組織的な犯罪を重ねており、その被害額は40憶円を超えるとされています。
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吉本興業とは契約解除
(画像:Unsplash)
闇営業問題が発覚した当初、宮迫博之は反社会勢力から報酬を受け取っていないと説明していました。しかし、吉本興業がヒアリング調査を行った結果、報酬の受領が認められ事態は急変します。 吉本興業は6月24日と27日に宮迫博之ら11人に加え、別件で反社会的勢力の闇営業に参加したスリムクラブというコンビに対して「活動停止の謹慎」などの処分を下しました。 ところが、7月19日になって突如吉本興業は、宮迫博之とのマネジメント契約を解除すると発表するのです。
会見で明らかになった吉本興業
(画像:Unsplash)
吉本興業に契約を解除された翌日、宮迫博之は田村亮とともに記者会見を行います。冒頭、二人は世間を騒がせたことなどを謝罪し報道陣にこれまでの経緯を丁寧に説明しました。 しかし、ここで明らかになったのは闇営業問題の経緯だけではありませんでした。そこで、記者会見で明らかにされた吉本興業のずさんな対応や隠蔽体質について紹介します。
岡本昭彦社長の一言
宮迫博之は記者会見においてできる限り早い段階で記者会見を開き謝罪したかったが、吉本興業には受け入れてもらえなかったと説明しました。 しかし、何より衝撃的だったのは6月24日に吉本興業の岡本明彦社長が宮迫博之と田村亮に言い放った一言でした。 岡本明彦社長は録音されていないことを確認すると、二人に対して記者会見を開けば「クビにする」と恫喝したのです。この一言で、二人は記者会見を断念せざるを得なくなりました。
吉本興業の隠蔽体質
一連の「闇営業問題」において特に注目されたのが、宮迫博之が振り込め詐欺グループから金銭を受け取ったか否かです。 当初、宮迫博之は金銭の受領はなかったと説明しています。ところが、6月8日に金銭の受領があったことを吉本興業に報告しています。 ところが、吉本興業からマスコミに発表されたのは、宮迫博之と田村亮が岡本明彦社長に恫喝された6月24日です。つまり、吉本興業は事態を把握していながら隠蔽していたのです。
宮迫博之の現在から今後へ
(画像:Unsplash)
宮迫博之らの記者会見において闇営業問題の経緯や吉本興業の隠蔽体質、ずさんなマネジメント契約などが明らかになりました。 その後、吉本興業は芸人の処遇改善に取り組み、謹慎処分が下されていたタレントも復帰しています。しかし、宮迫博之の復帰については報道がありません。そこで、宮迫博之の今後について解説します。