\ 琉球風水志 シウマの占いページはこちら /

マインドフルネス瞑想で”今”を見つめ直す。得られる効果や瞑想方法とは。

もくじ

マインドフル状態にする「マインドフルネス瞑想」

  • 今注目のマインドフルネス瞑想とは?
  • マインドフルネス瞑想で得られる効果
  • マインドフルネス瞑想の実践方法

 

科学的根拠に基づいた心身のコントロール方法であるとして、様々な方面でマインドフルネス瞑想が注目されています。リラックス効果や集中力を高める効果があり、思考のコントロール方法としてうつ病の治療にも役立てられています。 有名企業が研修として導入するなどで話題となり、現在はその実践方法を解説したアプリなども多数リリースされています。

マインドフルネスとは

人が抱えるストレスは、自身が過去の後悔や、未来への不安について思いを巡らすことで増加します。 この「思う」や「考える」という行為をせずに、ありのままの今の状態を受け入れることで、正確に自身を把握でき、適切な対応ができるという考え方や、その状態を、マインドフルネスと言います。

 

心を”今”に向けた状態

マインドフルネスでは「今ここにいる、この状態」に意識を集中することが大切です。人は普段何気なく色々なものに思いを巡らせて生きています。過去の後悔や未来への不安など、心に映る様々な感情に囚われない状態を維持すること、それがマインドフルネスです。

自分を判断せずありのままを受け入れる状態

人は「良し悪し」や「好き嫌い」など、ありとあらゆる物事を評価、判断しながら生きています。マインドフルネスとは、この評価、判断を一切せずに、今の状態をありのまま受け入れられるという状態を指します。 評価や判断を一切せず受け入れることで、自身の状態を正確に把握でき、適切な対応ができると考えられています。

 

マインドフルネス瞑想とは

マインドフルネス瞑想とは、脳をリセットし、集中力や創造力を高める効果が期待されている思考方法の一つです。どこでも誰でも簡単に行えることや、科学的にも効果が立証されていることなどから、心理療法としても取り入れられています。

 

心理療法として注目の”マインドフル状態を目指す”瞑想方法

ただありのままを受け入れるという考え方、また、その状態に自身を誘導する方法が、特定の精神疾患に効果的であるとして評価されています。 思考や感情に流されず、今の自身を受け入れるという行為が、自身に否定的な感情を抱くことで重症化、再発しやすい、うつ病などの治療において効果的だと考えられています。

効果が科学的に証明され、GoogleやYahoo!でも研修として実践

Googleでは2007年、リーダーシップや集中力を高めるためのマインドフルネス研修「Search Inside Yourself」を開発し、現在も企業研修として取り入れています。この研修は心と思考力を科学的アプローチで強化するプログラムとされています。 Yahoo!では、メタ認知トレーニングと呼ばれる取り組みが実践されています。Yahoo!では、このトレーニングと合わせて、WHOが提唱する健康状態と生産性に関するアンケートを独自に実施しました。このアンケート調査によって、トレーニングの実践頻度が高い人ほど、自身の健康状態が原因での生産性低下(プレゼンティズム)を引き起こしにくいことが明らかとなりました。

時間や場所を問わず自分のタイミングで行える

マインドフルネス瞑想は、準備するものもなく、いつでもどこでも誰でも簡単に行えるのが特徴です。ただその場所で姿勢を正し、呼吸や今の感覚に意識を向けるだけで良いとされています。

マインドフルネス瞑想の効果

マインドフルネス瞑想には様々な効果があります。瞑想によりリラックスすることや、思考や感情に流されず今の状態に集中することで、体や心をより良い状態に保つ効果があると考えられています。

緊張が緩み、体がリラックスできる

姿勢を正し呼吸を整えることで、緊張が緩み、心身ともにリラックスしている状態となります。この状態は、スポーツ業界で「ゾーン」と呼ばれているもので、パフォーマンスが向上すると言われています。

ストレスが軽減され、自己を受け入れ、自信が生まれる

マインドフルネスの状態を維持することで、自律神経が整い、副交感神経が優位になると言われています。この副交感神経が優位になることで、ストレスが軽減されていきます。 マインドフルネス瞑想を行い自己を受け入れることで、否定的な考えは消え去り自信が生まれます。さらに、他者への攻撃性が大きく減少するという研究結果も報告されています。

集中力・注意力が高まる

頭の中にある雑念を取り払い、今のこの瞬間に集中することがマインドフルネスを維持している状態です。マインドフルネス瞑想を続けることで、集中力や注意力が自然と高まっていくと考えられています。 外国では児童を対象にした研究として、このマインドフルネス瞑想を定期的に行うことで、児童の集中力が上がり、学力の向上が確認されています。

頭の中がリセットされ、新しい発想や行動につながる

マインドフルネス瞑想を繰り返し行うことで、過去や未来、常識や価値観など様々な概念を取り払った状態で、今直面している物事と対峙できるようになります。この頭の中がリセットされている状態を長く維持することで、よりクリエイティブな生き方ができると考えられています。

マインドフルネス瞑想の方法

マインドフルネス瞑想は、いつでもどこでも誰でも簡単に行えます。呼吸や感覚に意識を向け、頭に浮かぶ雑念に気付き、振り払う。この行為を繰り返すことがマインドフルネス瞑想の基本と言われています。

呼吸や感覚に意識を向ける

マインドフルネス瞑想の基本は呼吸に意識を向けることです。自分の呼吸や感覚にのみ意識を向けます。他の事柄が頭に浮かんできた場合は、また呼吸や感覚に意識を向ける。これを繰り返すだけでも一定の効果はあると言われています。

他人に慈悲の心を向ける

リラックス効果の高い瞑想として「慈悲の瞑想」と呼ばれるものもあります。瞑想に入りやすい状態を作ると言われ、マインドフルネス瞑想の元となったと言われているヴィパッサナー瞑想と合わせて行われていたそうです。 「慈悲の瞑想」は決められた文章を心の中で唱えることで集中していくものです。慈悲喜捨、四無量心と言われ、他人に慈悲の心を向ける内容を心で唱えると良いとされています。

マインドフルネス瞑想に関する書籍・本も多く存在

マインドフルネス瞑想はその実践方法や効果などを解説する書籍も多く存在しています。アメリカ在住の精神科医である久賀谷亮の著作「世界のエリートがやっている最高の休息法」や、グーグルのマインドフルネス研修を解説した「Search Inside Yourself」などが有名です。

アプリを利用して手軽にマインドフルネス瞑想を

マインドフルネス瞑想は企業の研修や有名人が紹介したことなどで爆発的に拡がっています。爆発的拡がりに伴って、手軽で簡単に瞑想をサポートしてくれるアプリもリリースされています。 マインドフルネス瞑想の具体的なやり方を音声でガイドしてくれるものや、瞑想に入りやすいよう穏やかな音楽を再生できるもの、5分でできるマインドフルネス瞑想、などアプリによってそのサポートされている機能も様々です。

マインドフルネス瞑想で”今”を見つめ直す

現代人、特に日本人は思考に囚われやすく、脳が疲れている状態だと言われています。マインドフルネス瞑想には、思考や感情を取り払い、脳を休息させる効果があると考えられています。 今の状態を意識することで、自己を理解し、心身ともにより良い状態へと導く効果があると、様々な業界でマインドフルネス瞑想が注目されています。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

もくじ
閉じる