唐田えりかの韓国でのバッシングも増加で復帰は絶望的。韓国での批判が多い理由とは？

日本で不倫と言えば、一般と芸能とを問わずそれほど珍しいものではありません。社会通念として忌避されてはいるものの、あくまでも当事者同士の問題として理解されています。 ところが韓国では違います。韓国の刑法には2015年まで、不倫を禁止する姦通罪という刑罰が存在しました。つまり不倫は明確に犯罪だったのです。 廃止からまだ5年しか経っていないことから、不倫が犯罪という認識は根強く残っています。そのため韓国社会が唐田えりかの不倫に敏感に反応しているのはこのためです。

ほんの数年前まで犯罪だったこと以外にも、韓国社会が不倫を嫌悪する理由があります。それは韓国が道徳観念の強い国ということです。 韓国は上下関係や社会秩序などで、儒教に根差した保守的な思想が支配的です。その中には女性の貞淑さも含まれています。そのため韓国では、姦通罪が廃止されてからも、不倫が悪しき行為であるという認識が強く残っています。 今回の不倫騒動に関しては、唐田えりかが清純派として人気だっただけに、多くのファンが失望して嫌悪感を抱く結果となりました。

韓国は他国と比べて芸能人に対する世間の風当たりが強いのも事実です。 最近の韓国の社会問題にもなっていますが、韓国で活躍するアイドルや俳優はネット上ですぐに槍玉に挙げられ誹謗中傷を受けるといったケースが多く見受けられます。 それが原因となって韓国人の芸能人は自殺が圧倒的に多くなっています。 今回の唐田えりかのケースに関しても清純なイメージだった唐田えりかによる不祥事が起き、格好の標的となった可能性も否めません。

唐田えりかの不倫騒動は、韓国でも注目度の高いニュースとなっています。不倫の報道は新聞各紙、インターネットのニュースサイトなどで大きくクローズアップされ、それらは一様に唐田えりかを非難する内容となっています。 唐田えりかにとっては、東出昌大の不倫の始まりが未成年の頃の出会いだった、という事実も向かい風となっています。韓国ポータルサイトのコメント欄には、韓国での活動は諦めるべき、など批判の声が殺到しています。 不倫騒動の行方はまだ不透明ですが、事態が収束したとしても唐田えりかの韓国での活動は絶望的となりそうです。