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日の里西保育園の副園長清原こづえが園児と保育士への暴行で逮捕。地方保育園の闇に迫る。

もくじ

1分でわかる日の里西保育園と清原こづえの暴行

日の里西保育園と清原こづえの暴行事件

  • 福岡県宗像市の認可保育所「日の里西保育園」の元副園長
  • 児童虐待や同僚保育士への傷害が原因で逮捕
  • 苦情や相談が多くあり、園での日常的な虐待が疑われた

日の里西保育園の副園長である清原こづえの暴走

以下は「日の里西保育園」が掲げる保育理念と保育方針です。大変素晴らしい理念と方針ですが、今回の傷害事件の後にこれらを目にするとただただ虚しく映ります。 この保育園の副園長が起こした暴走はどのようなものだったのでしょうか。

「すべての子どもたちに愛情と思いやりをもって、世界に羽ばたく自立した心を育てる」「子どもたちを中心に、保護者と共に地域に根ざした保育園であり続けます」

しつけと称した児童虐待

2019年6月清原こづえは体操の指導をしていた折、園内の多目的ホールで「ブリッジ歩き」をしていた男子園児の頬を叩き、顔面打撲の傷害を負わせた容疑が持たれています。これが彼女の最初の逮捕容疑です。 また同年7月には園内のトイレでこれまた「ブリッジ歩き」が上手にできなかった男児の頭を手で押して転倒させ、床に押し倒し下唇を切るけがをさせた容疑もかかっています。 いずれも「ブリッジ歩き」をしていた園児という点で共通していますが、園児へのしつけの過程で暴力が振るわれました。

独自の教育方針

この「ブリッジ歩き」はヨコミネ式教育法を取り入れた指導であると考えられます。ヨコミネ式教育法は女子プロゴルファー横峯さくらさんの伯父横峯吉文氏が提唱した幼児教育法です。 「すべての子どもが天才である」という考え方のもとに自ら学ぼうとする力を引き出そうとする教育法です。最近ではフィギュアスケートの紀平梨香選手もヨコミネ式の卒園生です。 ヨコミネ式自体は魅力的な教育方法であり、全国に広まりつつあります。清原こづえは「日の里西保育園」の卒園生からプロのスポーツ選手を輩出させたかったか、指導を超えて虐待へと発展したようです。

一緒に虐待をしない保育士に対してパワハラ

ただ、この教育方針自体は保護者の中に支持する人もいたようです。 子供を将来有名なスポーツ選手にしたいと願う親御さんであれば、少々厳しい指導にも目をつむったということでしょうか。 しかし保護者の苦情が多かったようで、疑問を感じる保育士も多かったようです。「叩いていうことを聞かせて構わない」といった指導方針がはびこり、方針に従わない保育士に対してはパワハラもあったといわれています。

数多くの保育士が辞めていった

清原こづえが副園長に就任したのは2011年です。日の里西保育園は家族経営の保育園で、園長は彼女の母親でした。 副園長就任以降多くの保育士が日の里西保育園を辞めていき、その数は60人を超えます。日の里西保育園は定員150名の比較的大きな保育園ですが、毎年7~8名の保育士が辞めていくのは異常といえます。 子供のことが好きでこの保育園に就職した保育士の人は、さぞかし無力感を味わいながら辞めていかれたのではないかと推測されます。

被害にあった園児と保育士

逮捕容疑となった傷害事件以外にも、表立って報道されていない事件が数多く存在しているようです。中にはテープで縛られるとかトイレで食事をさせられるなど人権侵害にあたるケースもあったようです。 清原こづえは三度逮捕されることになりますが、証拠がないだけで実際にはもっと多くの虐待があったのではないかと推測されます。

園児は顔面を殴られ全治2週間の怪我

最初の逮捕容疑は園児が顔面を殴られ全治2週間の怪我を負ったというものです。しかも友達をいじめたとか悪いことをした園児に対してでなく、「ブリッジ歩き」をしていた園児を殴ったというのだからどうかしています。 もちろん友達をいじめたという理由であったとしても、園児を殴ることは許されることではありません。昔と違い現代は体罰に対してかなりシビアな時代です。 国は2020年4月から児童虐待防止法と児童福祉法を改正して、保護者の体罰禁止を定めました。社会全体が体罰を許さないとする時代なのです。

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