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ライダイハンは韓国兵とベトナム人女性の間に生まれた人々。日本の従軍慰安婦問題と合わせて考察します。

もくじ

1分でわかるライダイハン

ライダイハンとは

  • ライダイハンとは韓国兵とベトナム人女性の間に生まれた子供を指す
  • 世界的に注目されているが、韓国政府はこれまで一度も対応していない
  • 2019年6月にはイギリスでライダイハン問題を告発する銅像が建てられた

徴用工や慰安婦の問題で日本を批判している韓国ですが、国際社会では批判の目が向けられています。それは韓国政府が「ライダイハン」問題について、一切の対応をしていないからです。 そこで今回はライダイハンが生まれることになった理由と問題点について、解説します。

ライダイハンとは

「ライダイハン」という名称を、2019年6月にイギリスで銅像が建立されたことで知った人も多いことでしょう。ライダイハンとはベトナム戦争に派兵された韓国兵と現地のベトナム人女性の間に生まれた韓国系ベトナム人の子供を指し、2~3万人いると推察されています。 ここではライダイハンについて、詳述します。

ベトナム戦争でベトナムに多くの韓国兵が派遣された

1955年から1975年にアメリカと北ベトナムの間で起こったのが、ベトナム戦争です。社会主義国であった北ベトナムが、分断されていた資本主義国である南ベトナムに侵攻したことがきっかけで勃発しました。 当時は冷戦の影響が大きく、資本主義国と社会主義国に世界が分かれていました。資本主義国の筆頭であるアメリカの軍隊が南ベトナムを支援して、軍事攻撃を始めたことにより戦争の口火が切って落とされました。そしてベトナム戦争には、韓国兵も数多く派遣されたのです。

韓国兵が現地のベトナム人女性を強姦していた

ライダイハンが生まれたのは、韓国兵がベトナム人女性を強姦したからだと言われています。ベトナム戦争当時に韓国軍が派遣したのは、2個師団と1個旅団で延べ3万1000名が派兵されました。 最盛期には5万人を超えていた韓国兵の一部が、ベトナム人女性を凌辱していたのです。その結果、推定3万人ともいわれる「ライダイハン」が生まれました。

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1分でわかるライダイハン

  • ライダイハンとは韓国兵とベトナム人女性の間に生まれた子供を指す
  • 世界的に注目されているが、韓国政府はこれまで一度も対応していない
  • 2019年6月にはイギリスでライダイハン問題を告発する銅像が建てられた

徴用工や慰安婦の問題で日本を批判している韓国ですが、国際社会では批判の目が向けられています。それは韓国政府が「ライダイハン」問題について、一切の対応をしていないからです。 そこで今回はライダイハンが生まれることになった理由と問題点について、解説します。

ライダイハンとは

「ライダイハン」という名称を、2019年6月にイギリスで銅像が建立されたことで知った人も多いことでしょう。ライダイハンとはベトナム戦争に派兵された韓国兵と現地のベトナム人女性の間に生まれた韓国系ベトナム人の子供を指し、2~3万人いると推察されています。 ここではライダイハンについて、詳述します。

ベトナム戦争でベトナムに多くの韓国兵が派遣された

1955年から1975年にアメリカと北ベトナムの間で起こったのが、ベトナム戦争です。社会主義国であった北ベトナムが、分断されていた資本主義国である南ベトナムに侵攻したことがきっかけで勃発しました。 当時は冷戦の影響が大きく、資本主義国と社会主義国に世界が分かれていました。資本主義国の筆頭であるアメリカの軍隊が南ベトナムを支援して、軍事攻撃を始めたことにより戦争の口火が切って落とされました。そしてベトナム戦争には、韓国兵も数多く派遣されたのです。

韓国兵が現地のベトナム人女性を強姦していた

ライダイハンが生まれたのは、韓国兵がベトナム人女性を強姦したからだと言われています。ベトナム戦争当時に韓国軍が派遣したのは、2個師団と1個旅団で延べ3万1000名が派兵されました。 最盛期には5万人を超えていた韓国兵の一部が、ベトナム人女性を凌辱していたのです。その結果、推定3万人ともいわれる「ライダイハン」が生まれました。

韓国兵が現地のベトナム人女性と結婚することも多かった

ライダイハンが生まれた原因は、韓国兵によるベトナム人女性への強姦だけではありません。ベトナム人女性が美しかったことから、韓国兵が結婚を申し込み生まれた子供もたくさんいます。 しかし本国から帰還命令を受けた韓国兵の多くは、ベトナム人女性と子供を現地に置き去りにして帰国しています。その仕打ちのため、ライダイハンがベトナムに残されることになりました。

ライダイハンは韓国兵とベトナム人女性の間にできた子供達のこと

ライダイハンは韓国兵とベトナム人女性の間に生まれた子ども達の総称です。しかし実際には、すべてが韓国兵の子供というわけではありません。 ベトナム戦争による特需を求めて、数多くの韓国企業労働者や労務者もベトナムに入国していました。韓国から入国した民間人も最大では2万人となっており、さまざまな背景にもと、韓国時とベトナム人女性のあいだに生まれた子供たちがいました。

ライダイハンの数は数万人にもなると考えられている

ライダイハンについては、ベトナム戦終結後に韓国政府並びにベトナム政府でも正式な調査が行われませんでした。そのためライダイハンの数には諸説あり、最大で3万人というのが定説となっています。 ベトナムに残されたライダイハンは敵である韓国軍の子供として、迫害を受けながら成長しました。そのため進学や就職の際に、差別を受けていたのです。

ライダイハンとベトナム人女性の悲劇

ライダイハンとして生まれた子供達の陰には、その母親であるベトナム人女性の悲劇があります。韓国兵による強姦など、望まない理由で出産を余儀なくされた女性がたくさんいたからです。 ここではライダイハンとベトナム人女性が受けた仕打ちについて、詳述します。

虐殺・暴行なども横行していた

南ベトナムを軍事支援するために派遣された韓国兵は、現地のベトナム人を拷問・虐殺しています。そしてベトナム人女性への強姦も、くり返していました。この事実は連日、南ベトナム解放民族戦線によって放送されていたほどです。 韓国兵によるベトナム人女性の強姦は、戦闘がひと段落して治安を維持するようになっても行われていました。そのため、韓国兵が軍法会議にかけられることも多かったようです。

ベトナム人女性には韓国人好みの美人が多く、軍の慰安婦となったケースも

ベトナム人女性に韓国人が好む美しい女性がたくさんいたことも、ライダイハンが生まれたことの遠因となっています。韓国軍の慰安婦となったベトナム人女性が、数多くました。 慰安婦が出産したライダイハンも、相当数いたと言われています。しかし正式な調査が行われていないため、実数は不明のままです。

母子を捨てて韓国に帰国する韓国兵が続出

1973年にパリ平和協定が締結され、韓国軍はベトナムから撤退しました。強姦や慰安所の仕事によって生まれたライダイハンは母親であるベトナム人女性が育てていましたが、韓国兵と結婚して生まれた子供もたくさんいたのです。 しかし本国に帰国するにあたり、ベトナム人妻とライダイハンを捨てていく韓国兵が続出しました。韓国はベトナムにとって敵国だったため、残されたライダイハンの将来に暗い影を落とすことになります。

ライダイハンに対する韓国政府の対応は誠実ではなかった

1992年になって、ベトナムと韓国は国交を回復しました。しかし韓国政府は、ライダイハンについて一切言及していません。当然、謝罪が行われることもありませんでした。 1994年に韓国の短大に留学していたライダイハンと実父である韓国人男性の再会が報道されたものの、韓国政府はライダイハンに対して対応策をとることはありませんでした。 韓国政府のライダイハンに関する無関心さは、2019年11月現在でも続いています。

イギリスの「ライダイハンのための正義」によりライダイハン像が建設

2017年9月12日、イギリスに「ライダイハンのための正義」という市民団体が設立されました。その目的はベトナム戦争時に韓国兵から性的暴行を受けたベトナム人女性が、その後に過酷な人生を強いられたことを知らしめることでした。 この団体はベトナム人女性7名に聞き取り調査を行い、報告書の提出とイギリス議会での調査委員会設置を求めました。 さらに2019年6月にはライダイハンに関する問題を告発する銅像を建立し、除幕式も行ったことで世界中の関心を集めました。

ライダイハンに対する世界各国の反応

韓国政府が黙殺するライダイハン問題ですが、近年になって世界中の注目を集めています。 2018年12月にはミッテラン大統領時代に在キューバ・フランス大使を務めたジャン・レビー氏が、ライダイハン問題を論じました。また前述したように2019年6月には、イギリスでライダイハンの銅像が建立されています。 同月複数のライダイハンが駐英韓国大使館を通して国連人権調査委員会に対し、調査と韓国兵のDNA鑑定を求める公開書簡を提出しています。ライダイハン問題により韓国政府が、人権問題を追求されているのです。

アメラジアン

ベトナム戦争下で問題となったのはライダイハンだけではありませんでした。「アメラジアン」と呼ばれる、アメリカ兵とベトナム人女性の間に生まれた子供も約2万人いたと言われています。 しかし1987年にはアメリカ政府が「アメラジアン」とその家族の移住受け入れを始め、西側諸国とベトナムの修好が早々と行われたことから、ひどく迫害を受けることはありませんでした。

韓国がライダイハンを度外視して日本の従軍慰安婦の批判を続ける理由

韓国政府は第二次世界大戦以後、日本政府に慰安婦への謝罪と補償を繰り返し求めてきました。2015年12月28日には慰安婦問題日韓合意について、共同記者会見で発表しています。しかし2018年11月21日に「和解・癒やし財団」の解散を発表し、この合意を一方的に破棄しています。 韓国政府は「ライダイハン」問題を一切取り上げることはありません。それにもかかわらず日本の従軍慰安婦問題の批判を続ける背景には反日感情をあおることで政権を維持したいという文在寅大統領の思惑が影響しているのでしょう。

ベトナム人被害者が韓国に対し国家賠償を求め訴訟へ(2020年4月20日)

ベトナム戦争時にライダイハンの問題だけでなく、市民の虐殺も問題として大きく存在しました。 軍事基地の建設に際し、老若男女問わずベトナム人が虐殺されたことを受けて遺族などの被害者たちが韓国政府に対し国家賠償を求め訴訟を起こす方針であることが明らかになりました。 韓国国民の多くはベトナム側の行動に対し疑問の声を挙げているようです。

まとめ

日韓関係の悪化と共に世界の注目を集めたライダイハンについて、説明しました。韓国政府がライダイハンを黙殺することで、「ダブルスタンダード」「自分に甘く他人に厳しい」と日本だけなく世界各国から批判の目が向けられています。 迫害や差別を受けた「ライダイハン」には何の落ち度もないのですから、謝罪と誠実な対応をするのは当たり前のことです。国際社会における人権問題について、韓国政府が真摯に対応することを願わずにいられません。

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