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白石隆浩犯行の座間9遺体事件の真相は?残虐な犯行手順や白石隆浩の現在に迫る。

もくじ

1分でわかる座間9遺体事件

  • ツイッターで出会った男女9名を殺害
  • 責任能力が認められるが、まだ裁判はしていない
  • 「サイコパス」ともいわれている白石隆浩の犯罪心理

座間9遺体事件の概要

「座間9遺体事件」とはインターネットで自殺志願者を募り、集まってきた男女を殺害するという恐ろしいた事件です。 被害者とはツイッターで知り合い、強制的に性交渉を行うなどした後は絞殺しています。

犯人である白石隆浩はツイッターで自殺志願者を募り、連絡をとっていた

犯人はツイッターを使って自殺志願者を募り、一緒に死のうといって連絡を取っていました。しかし犯人にとって自殺志願はあくまで口実であり、白石隆浩(しらいしたかひろ)には死ぬ気はありませんでした。 インターネットで集めた自殺に関する話をツイッターで呟き、興味を持った女性たちと交流を図り話を聞くなどして信頼を得ていきました。 犯人はツイッターで連絡を取ってやってきた女性を自宅に招き入れ、アパートの入居費用として金銭を借りましたが、その返済を免れるために殺害してしまいました。

被害者のほとんどは白石隆浩とツイッターで知り合った

被害者のほとんどはツイッターで知り合った悩みを抱えた女性たちでした。しかし殺害された中には行方不明の女性を探してやってきた男性もいます。 女性を殺害したことが発覚するのを恐れたためです。ツイッターで知り合った女性たちは自殺願望の持ち主でしたが、願望の段階であって実際に自殺をする強い意志はありませんでした。 犯人はツイッターというツールを使って、女性たちの心の隙間にうまく入り込みました。

強制性交渉ののち首を絞め殺害

犯人はアパートを訪れるよう被害者に促し、被害者がアパートに来ると強制性交渉に及んだ挙句首を絞めて殺害しました。 一人目の女性を殺害後は女性を拘束するための道具をあらかじめ購入しています。女性の被害者は全員が性的暴行を加えられたうえで殺害されました。 さらに犯人は女性たちから数百円から数千円のわずかな現金やキャッシュカードなどを強奪しています。一番初めに被害にあった女性からのみアパートの入居費用の一部として、現金を借りていました。

男女9名の遺体をバラバラにして、遺棄した

犯人は殺害した男女9名の遺体をバラバラに解体して、密封容器に入れたうえでゴミ捨て場に遺棄しました。 またすべての遺体がゴミ捨て場に遺棄されたわけではなく、室内のクーラーボックスや収納箱の中にも頭部や骨などのバラバラにされた遺体が入れられ、一部は腐乱していました。 遺体は浴室で解体されており、解体するためののこぎりはアパートに入居する前に購入しています。遺体を解体した目的は犯行を隠すためでした。

座間9遺体事件の犯人逮捕から裁判

初めは女性たちの集団自殺かと思われていた「座間9遺体事件」はどのようにして発覚し、なぜ集団自殺ではなく殺人事件であると判断されたのでしょうか。 ここでは犯人逮捕から裁判に至るまでの経緯や犯人の精神鑑定の結果などを順を追って解説していきます。

被害者女性の行方不明で捜索願が出された

被害者となった女性たちの家族から、何件か捜索願が出されたために警察の捜査が開始されました。 初めに捜索願が出されたのは福島県でした。携帯電話の電波が神奈川県の基地局で検知されたことから、福島県警察は神奈川県警察に協力を要請しました。それからわずか4日後に埼玉県警察からも同じような要請がありましたが、この時は事件性がなかったために防犯カメラなどは調べていませんでした。 最期の被害者となった女性の兄も、別の警察署へ捜索願を出し、そちらからも捜査が開始されました。

防犯カメラの映像などが鍵となり犯人逮捕となった

最後の被害者となった女性の捜索がされた際、行方不明となった2日後に犯人とともにいるのが2つの防犯カメラの映像に残されていました。 最後の被害者の兄は警察に捜索を依頼するとともにツイッター上でも状況を説明する文章を載せていました。そのツイッターに反応した一人の女性が行った情報提供をもとに、警察が防犯カメラの映像を調べることとなりました。 女性は情報提供後に囮役を買って出て、犯人の逮捕に協力しています。

精神鑑定が行われるも、責任能力が認められた

犯人のあまりに残忍で異常な犯行から精神鑑定が要求されました。しかし精神鑑定を行った結果、犯人は正常な精神状態であり責任能力があることが認められました。 初めに犯人が逮捕されたときの容疑は、遺体が見つかった9人に対する殺人容疑のみでした。その後すぐに殺人の動機が金銭・性的暴行目的と判明したため、罪状が変更されました。 精神鑑定の結果を受けて検察は拘留期限となった日に、強制性交等殺人・強盗殺人の罪状で起訴しました。

まだ裁判は行われず

事件の初公判が行われるまでには1年以上の時間が必要と思われ、いまだに裁判は行われていません。 裁判までに時間がかかる理由の一つは、被害者が多く証拠もまた膨大な数に上るために公判前整理手続きに時間がかかるためです。 また被告人の弁護士から再度精神鑑定の要求がなされることが予想されています。さらに被害者たちに自殺願望があったことが指摘される可能性もあります。これらから初公判までに時間がかかると予想されています。

犯行の動機は金銭及び性的欲求を満たすため

警察が犯人から聞き取った犯行の動機は、金銭及び性的欲求を満たすためでした。 犯人は一度逮捕された経歴があり、裁判以降は定職に就くこともなくほぼ仕事をしていませんでした。「楽をして暮らしたかった」というのが犯人の言い分でした。 最初の被害者からはアパートの入居費用の一部を借りていましたが、その返済を免れるために殺害を決めました。その後性的暴行を加えたのち殺害し、ほかの女性たちからも殺害時に数百円から数千円の所持金を奪っています。

座間9遺体事件の犯人:白石隆浩

「座間9遺体事件」を起こした犯人の白石隆浩(しらいしたかひろ)とはいったいどのような人物だったのでしょうか。もとから残忍で暴力的な人物だったのか、それともまじめな男性がある日突然変貌したのかもしれません。 ここでは白石隆浩(しらいしたかひろ)がどのような生い立ちの人物なのか、また彼の家族や彼女とその仕事などを順を追って解説していきます。

生い立ち

白石隆浩(しらいしたかひろ)は事件の起きた座間市内で生まれました。4歳のころに家族で市内の一軒家に引っ越したのちは高校卒業まで特に語るような特別な出来事はなかったようです。 もともと少年時代は特別目立つようなこともなく、おとなしい子供だったといいます。 高校卒業後も大手のスーパーに正社員として就職しています。仕事先でもトラブルなどはなくごく普通に勤めていましたが、ある日突然自己都合退職した後は複数の職業を転々としていました。

白石隆浩の家族や彼女

白石隆浩(しらいしたかひろ)は自動車関連の仕事をしていた父と母、それに妹が一人という4人家族でした。妹が高校に入る頃に母と妹は2人で家を離れ父とは別居状態になり、白石本人もまた同じころに1人暮らしを始めました。 少年時代の白石隆浩(しらいしたかひろ)は「目立たないおとなしい子供」で、大人になってからはちょくちょく実家の父のもとに顔を出す「優しい子」だったといいます。 特に仲の良かった友人や特定の彼女はいないものの、高校卒業後は大手スーパーに正社員として就職しています。礼儀正しい好青年であったようです。

風俗のスカウトの仕事をしていた

白石隆浩(しらいしたかひろ)はスーパーを自己都合で退職した後は職を転々とし、やがて風俗のスカウトの仕事をすることとなりました。 職業としては新宿歌舞伎町にある、職業紹介会社勤務ということになっていました。しかし警察により「職業安定法違反容疑」で逮捕、起訴されてしまいます。 逮捕後に行われた裁判で有罪判決が下され、その後は仕事らしい仕事はしていませんでした。ツイッターで自殺志願の女性たちと交流を持ったのもこのころです。

白石隆浩の現在

白石隆浩(しらいしたかひろ)は現在東京都にある立川拘置所に収容されています。面会をすることもできますが一日一組までで時間も制限されています。 インタビューなども受けていて、本人は死刑になることも頭にあるといいます。その語り口は穏やかでも話の内容は自己中心的なもので、本心を読み取ることは難しいようです。 また事件については全く反省の色を見せることはないようです。来年早々には初公判が行われると見られています。

座間9遺体事件の犯罪心理

犯人である白石隆浩(しらいしたかひろ)の「座間9遺体事件」における犯罪心理とはいったいどのようなものなのでしょうか。 犯人はツイッターで「首吊り士」という不気味な名前のアカウントを作っていたものの、知り合った女性たちには優しく言葉をかけ親身になって相談に乗っていました。しかし一方で殺した女性たちのことは「よく覚えていない」といい、遺体をゴミ捨て場に捨てるなどの一面もありました。 この二面性こそが犯罪心理学における「サイコパス」と呼ばれる、人格障害なのではないかといわれています。

座間9遺体事件で事故物件となったアパート

「座間9遺体事件」で殺人事件事件が発覚し事故物件となってしまったアパートは、いったいどうなったのでしょうか。 事件当時はアパートからの退去者が多く出るのではないか、このままではアパートを取り壊すしかないのではないかと懸念されていました。 しかし実際には安くて快適だからと入居者が退去することはなく、住み続けたいという声が上がっています。また、事故物件として家賃を半額にして貸し出した部屋も借り手がついています。

座間9遺体事件後も凶悪事件が後を絶たない

世界でも治安が良く安全だといわれている日本でも、近年は凶悪事件が後を絶ちません。 昔ほど近所とのつながりがなく、隣の住人もよくわからないという状況が犯罪の発生を助長している可能性があります。地域の行事にもなかなか参加できず一人暮らしの人が増え、挨拶も交わさないことも多くなってきています。 せめて隣近所や同じアパートの住民同士では挨拶をするなど多少の交流を持ち、どのような人柄であるのかを知っておくといいのかもしれません。

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