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埼玉愛犬家連続殺人事件の真相。アフリカケンネルの関根元、風間博子や三木大雲との関わりとは?

もくじ

1分でわかる埼玉愛犬家連続殺人事件

  • ペットショップの夫妻が顧客の愛犬家を殺害し死体を遺棄した事件
  • 夫妻の異常な行動や言動が世間を騒がした
  • 殺人に対する異常なルールを持っていた

「埼玉愛犬家連続殺人事件」は埼玉にあるペットショップを経営していた夫婦が身勝手な理由により4人の愛犬家たちを次々と殺害し、近くの山や川に死体を遺棄した事件です。 事件を起こした犯人の異常な行動や考え方、言葉などが日本中を震撼させ、物議をかもしました。 また事件の犯人はすでに逮捕され判決も下されているというのに、いまだに未解決のままの事件や修行僧に関わる後日談などいくつかの謎が残されたままになっています。

埼玉愛犬家連続殺人事件の概要

事件の舞台となったのは一軒のペットショップです。「アフリカケンネル」という名のその店は経営者夫妻の多額の借金のため経営に行き詰っていました。 借金返済のこともあり詐欺まがいの行為を繰り返しては顧客から大金をだまし取っていた夫婦はやがてトラブルになった顧客ら4人を次々と殺害していきました。事件の原因や概要を順を追って見ていきましょう。

関根元の経営するアフリカケンネルは経営が傾いていた

関根の経営する「アフリカケンネル」はバブル崩壊のあおりと犬舎兼自宅建設費のための借金で経営が行き詰っていました。 経理などの事務面を担当していたのは妻であり、関根自身は人を引き付ける巧みな話術と業界での知名度で営業を担当していました。二人は役割をうまく分担し、得意分野を生かし互いに補い合って経営をしていました。 関根には虚言癖もありテレビや雑誌にも虚言を用いて上手く店の宣伝をしていましたが、結局店は傾いていきました。

不当に高値をふっかけるなどの詐欺まがいの取引を行なっていた

関根は生まれた子犬は高額で引き取るといい犬のつがいを不当な高値で売りつけていました。しかしながら子犬が産まれたら難癖をつけて安く値切るなどしていたため彼らの行為は詐欺まがいの取引でした。 故郷で営んでいた店でも盗んだ犬を売りつけたり犬を殺して新たに売りつけたりと悪質極まりない商売をしていました。 結局事件の舞台となった埼玉の店でも似たような詐欺まがいの商売を繰り返し、評判は悪くトラブルも多かったようです。

トラブルになった会社役員を殺害・死体遺棄

一人目の被害者は詐欺まがいの行為がトラブルに発展した会社役員です。関根は被害者殺害後遺体を解体しドラム缶で骨などを焼却し、肉片と遺灰はそれぞれ薄根川と国有林に遺棄しました。 会社役員は関根から数十万円程度の犬を1,100万円で購入させられことがトラブルの発端でした。繁殖目当てで買ったメス犬が高齢であると知人に指摘され、だまされたことに気付いたのです。 会社役員は犬の金額の返却と購入キャンセルを求めましたが、関根は返すお金がなく会社役員を殺害してしまいました。

トラブルになった暴力団関係者を殺害・死体遺棄

前々から店のトラブルに対応していた暴力団関係者とその運転手もまた口封じのために毒入りカプセルを飲まされ殺害されました。その死体は1人目の被害者と同じように細切れにされ焼却後川などに遺棄されました。 トラブルになった原因は会社役員殺害を暴力団関係者に気づかれ、多額の金銭を要求されたためです。 この時点で1億円以上の借金を背負っていた関根に払えるはずもなく、すぐに殺害することを決意すると実行に移してしまいました。

金を騙しとり用済みとなった主婦を殺害・死体遺棄

さらに関根は彼に信頼を寄せていた主婦から全財産の270万円を搾り取った後、栄養剤だと偽った毒カプセルを飲ませ殺害し、遺体は先に殺害した3人と同じように燃やされて遺棄されました。 主婦が関根と親密になったのは次男が関根らの下で働いていたのがきっかけでした。 関根は主婦に900万円相当の犬を売りつけており、株主の話でだまし取った270万円と合わせて返金を求められると困るからと主婦を殺害したのです。

証拠が残らないように遺体は完全に焼却された

殺害した4人の遺体は原形をとどめないくらいバラバラに解体された後、証拠が残らないようにドラム缶に詰め焼却されました。 肉片など燃やせなかったものは細かくしてから近くの川に流しました。骨や遺品はしっかり燃やして灰にした後で川に流しています。 遺体を埋めれば肉は腐っても骨だけは残ることから、骨は焼却して灰にすることを考えました。そのまま燃やすと異臭が出ることから細かく解体し、骨は1本ずつ燃やす念の入れようでした。

大阪愛犬家連続殺人事件との類似事件として注目され始めていた

当時大阪でおこった愛犬家連続殺人事件の犯人が捕まり、まったく無関係な事件ではありましたが同じ愛犬家の事件として埼玉でも被害者の失踪が次第に注目を集めるようになりました。 もともとは単なる家出人ではないかとみられていた会社役員失踪でしたが、車が乗り捨てられていたことから事件性ありと警察が捜査をしていました。 捜査で「アフリカケンネル」とのトラブルが浮かび上がり、また大阪の愛犬家殺人事件のこともあり関根をマークしていたにもかかわらず物証がなくなかなか逮捕までは踏み切れませんでした。

遺族からの捜索願や遺留品の発見により捜査・逮捕が進む

警察は遺族からの捜査願いを受け乗り捨てられた車や抱えていたトラブルなどから事件性ありと判断し、範囲をかなり広げて捜索したところ骨片や歯のかけら、お守り、腕時計などの遺品が見つかり関根の逮捕に至りました。 金属などは水に流れにくかったため事件からすでに2年近く経過していたにもかかわらず、水底から発見されました。 高温で焼かれていた骨のDNA鑑定はできませんでしたが、川から懸命の捜索で見つけられたそのほかの証拠品で逮捕までこぎつけました。

関根元と妻の風間博子

遺体はおろか証拠となる遺留品まで細切れにし、焼却までした残虐かつ非道な事件を起こしたペットショップ経営者の夫妻とはどのような人物だったのでしょうか。 なぜこのような事件を起こしてしまったのか、どちらかが止めることはできなかったのでしょうか。ここでは夫の関根元(せきねはじめ)と妻の風間博子(かざまひろこ)の経歴や二人の関係などを見ていきましょう。

関根元の経歴

もともとペットショップを創設し経営していたのは夫の関根元でした。やくざのような風体で独特の話術を駆使し人を引き込む関根は、虚言癖もありました。 秩父生まれの関根はペットや猛獣などの扱いにたけており、業界でも有名になるほどに優秀な人物でした。 しかし地元秩父でも悪質な詐欺まがいの商売を繰り返し、トラやライオンなどの猛獣も扱っていたため評判は悪く暴力団関係者との交友関係もありました。

関根元の殺人に対する5つの考え方

関根は人を殺すということについて「世の中のためにならない奴を殺す」「すぐに足がつくため、保険金目的では殺さない」「欲張りな奴を殺す」、そして「血は流さないことが重要」という考えを持っており、さらに5つ目に「死体を透明にすることが一番大事」といって実行し遺体なき殺人と世間を震撼させました。 殺しに関して大きな発言を繰り返していた関根は小心者であったといいます。 完全犯罪を目指したのも小心で神経質な性格の表れです。関根は逮捕されない完全犯罪だといっていたにもかかわらず、常に周囲におびえていました。

風間博子の経歴

関根の妻、風間博子は熊谷生まれで関根と結婚したのち「アフリカケンネル」で登記上は社長を務めていました。保育士をしていた彼女は親の仕事を手伝うために測量の勉強もするなど、ごく普通の人物でした。 一度結婚し子供2人を授かるも離婚し、関根と結婚してからはブリーダーとして成長する一方で前妻に対抗して彫り物を入れるなど関根との関係を深めていきました。 またお嬢様育ちではあるものの金銭管理能力には優れ、店の経理を担当していました。

関根元と風間博子の関係

関根と妻はペットショップ経営において妻が経理などの実務面を担当夫は営業を担当というようにうまく役割分担し、どちらが欠けてもうまく回らないような状況でした。 関根は風間の実家の資産が目当てで結婚したともささやかれていましたが、妻の能力には一目置いており経営に関しては良きパートナーでありました。 その一方で法廷ではののしり合ったり常日頃から互いに愛人がいたり、関根は風間の連れ子に暴力をふるうということもあったようです。

最高裁で関根元と風間博子に死刑判決

東京地裁にて検察の求刑通り死刑判決を受けた二人はそのまま控訴するも高裁はこの訴えを棄却、最高裁へと上告するもこれも棄却され夫婦の死刑判決が確定しました。 東京地裁では夫婦共同での殺人であるとし、証拠もそろっていて疑いの余地がないことから両名に死刑判決が下されています。両名はともにこれを不服として東京高裁へ控訴しました。 高裁では事実誤認を主張しましたが認められず、訴えは棄却され上告していますが最終的に判決が覆ることはありませんでした。

三木大大雲さんが毒入り缶コーヒーを出されていた

「埼玉愛犬家連続殺人事件」には後日談があります。京都の蓮久寺住職三木大大雲さんが修行中にたまたま埼玉のペットショップ「アフリカケンネル」に何度か立ち寄り、関根に毒入りの缶コーヒーを飲まされそうになったことが、関根の逮捕後に発覚したのです。 三木大雲さんが若いころに修行していた寮の近くにペットショップ「アフリカケンネル」がありました。三木さんは修行の息抜きに何度か訪れるようになったといいます。 ペットショップに訪れるたび缶コーヒーを複数本出され一つとって飲むよう促された三木さんは何度か選んで飲んでいます。 のちに逮捕された関根と面談した先輩僧から、三木大雲さんの運を試すために毒入りの缶コーヒーが一本混じった複数の缶コーヒーを出していたことを知らされました。

まとめ

この事件ではいまだに解決できていない謎もあります。犯人である関根の周囲ではトラブルが絶えず見つからないままの行方不明者もいたからです。 「アフリカケンネル」のあった建物は今は廃墟となり訪れる者もいません。被害者を細切れにし、焼却するという異常な犯行は当時はオウム事件などに埋もれてあまり注目されることはありませんでした。

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