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パラコート連続毒殺事件は自動販売機の飲料に毒物が混入された未解決事件。

もくじ

1分でわかるパラコート連続毒殺事件

  • 自動販売機に毒入りの飲み物が置かれていた
  • 毒物により12名もの死者が出たが犯人は判明しなかった
  • 1980年代には類似の事件が多数あった

パラコート連続毒殺事件の概要

パラコート連続毒殺事件とは、自動販売機に置かれていた飲料に除草剤であるパラコートが混入されていた事件です。 毒入り飲料を飲んだ人々は次々と死亡し、死者は12人にも及びました。混入されていた毒物や、飲んでしまった経緯などを詳しく解説していきます。

自動販売機に毒物入りの飲み物が置かれていた

自動販売機に毒物入りの飲み物が置かれおり、自動販売機で飲料を購入した人々は「2本出てきた」「誰かが取り忘れた」と勘違いし飲んでしまいました。 当時はまだ飲料のキャップが一度開けたものかどうか、見ただけで判別することは困難でした。そのため購入したものと同じ銘柄の飲料であれば、どちらが出てきたものなのか判断が付きませんでした。 そのため、人々は疑うことなく毒入りの飲料を飲んでしまいました。

毒物はパラコートと呼ばれる農薬

毒物として使用されたのは、パラコートと呼ばれる農薬でした。 パラコートは木を枯らさずに草だけを枯らす除草剤で、即効性が強いわりに持続しないためまいた後すぐに作物を植えることができました。当時18歳以上であればだれでも購入できたので、一般的に使用されていました。 パラコートは致死量は15CCの恐ろしい毒物でもあり、自殺や他殺事件などを多く引き起こしていました。しかし、その入手経路を特定することは困難でした。

オロナミンCやコーラなどに混入していた

パラコートが混入されていたのは、主にオロナミンCやコーラなど、炭酸により毒の味がわかりにくいものでした。中にはコーヒー飲料もありました。 自動販売機から間違って余分に出てきたと勘違いした人々は、疑うことなく飲んでしまいました。 中には「毒入りに注意」などという警告文が貼ってあった飲料もありました。また飲んだ後に異臭がするなどの異変を感じた人もいたそうです。

飲んだ人々が次々と死亡。死者は12人にも及ぶ。

臭いや味などに異変を感じたものの、そのまま飲んでしまった人々は次々に死亡してしまいました。この事件による死者は12人にも及びました。 犠牲者の年齢や性別、職業などはバラバラで共通点はなく、特定の人物が狙われたということはありませんでした。また毒入り飲料が置かれている地域も一か所だけではなく、三重県や京都府、宮城県など全国に及びました。 手口がすべてに通っていたため、無差別連続殺人事件であると世間を震撼させました。

パラコート連続毒殺事件の犯人

パラコート連続毒殺事件を起こした犯人は、いまだ捕まってはいません。すべての犯行が同一犯かどうかも不明のままです。また自作自演や模倣犯なども多く現れました。 なぜ犯人が捕まっていないのか、自作自演の事件とはどのようなものだったか、事件後を詳しく見ていきます。

犯人は判明せず

パラコート連続毒殺事件の犯人は、結局判明することはありませんでした。 事件は手口や混入された毒物などの共通項からみて、同一犯の可能性が高いと判断されていました。全国に広がりを見せたために大規模な捜査網が敷かれましたが、犯人を示唆する決定的な証拠を見つけることはできませんでした。 使用された毒物が18歳以上で印鑑さえあれば誰でも購入可能であったことや、当時自動販売機の周辺には監視カメラが全くと言っていいほど設置されていなかったことが理由にあげられます。

未解決事件となった

最終的にパラコート連続毒殺事件は、未解決事件となりました。 犯人逮捕につながる手掛かりがほとんどなかったために、容疑者の存在さえ浮かび上がることはありませんでした。また毒入り飲料はいつ自動販売機に置かれていたのかも不明であり、目撃情報もありませんでした。 12名もの死者を出した恐ろしい事件は、犯人像を絞ることもできないまま解決の兆しすら見せることなく終息しました。

自作自演や模倣の犯行なども増加した

パラコート連続毒殺事件が全国的に話題になると、自作自演や模倣の犯行なども増加していきました。 クラスメイトに心配してほしかった中学生や、自殺を図った中学生などは自ら飲料に毒を混入しています。 また自作自演だけでなく、会社のお金を使い込んだ女性による毒殺未遂などの模倣犯もありました。中には飲料に石灰硫黄合剤が含まれていたという事件が発生しましたが、「変な味がする」と警察に訴えがあり大事には至りませんでした。

類似の事件

飲料に毒物を混入するという恐ろしい事件は、パラコート連続毒殺事件以外にも何件か起きています。 類似の事件どこで起こったのか、またどのような事件であったのか、その概要や犯人などを詳しく見ていきます。

青酸コーラ無差別殺人事件

青酸コーラ無差別殺人事件は、パラコート連続毒殺事件よりも8年も前に起こった事件です。 事件は東京や大阪などで発生し、青酸ソーダが含まれていたコカ・コーラが公衆電話に置かれていました。この事件も犯人は不明なままでしたが、事件以降飲料のキャップや缶のふたなどが一度開栓したことがわかるように工夫されるようになりました。 また青酸コーラ無差別殺人事件は立て続けに何件か発生していますが、すべての事件が同一犯かどうかはわかっていません。

グリコ・森永事件

グリコ・森永事件は、食品会社をターゲットにした脅迫事件です。事件の発端は、江崎グリコ社長の誘拐事件でした。社長の身代金として莫大な金銭を要求されるも、犯人が金銭の引き渡しに現れることはなくほどなくして社長は開放されました。 しかしその後江崎グリコは、「かい人21面相」と名乗る人物によって脅迫され続けました。 また江崎グリコ脅迫事件の後に、丸大食品や森永製菓、ハウス食品など大手食品会社も次々と脅迫の被害に遭いました。この事件も犯人は不明のままです。

宇都宮毒入りジュース事件

宇都宮毒入りジュース事件は類似事件の中では最も早くに起こった事件であり、犯人は父親を毒殺しようとした青年でした。 しかし青年が用意した毒入り飲料は全く無関係の一家に拾われ、ジュースを飲んだ3人の子供が犠牲になりました。 ジュースに混入されたのは殺虫剤で、青年は自宅のそばに置いておき姉妹に拾わせて父親に飲ませようとしていました。しかし偶然に通りかかった隣家の主人がジュースを拾って持ち帰ってしまったために、青年の思惑は大きく外れてしまいました。

1980年代に多発した毒入りの飲食物にまつわる事件

1980年代に多発した、毒入りの飲食物にまつわる事件は食への意識の低さからきています。 当時事件が多発した理由や、毒入り飲食物の被害にあわないための対応策について紹介します。

なぜ当時頻繁に毒入りの飲食物にまつわる事件が起きたのか

なぜ当時頻繁に毒入りの飲食物にまつわる事件が起きたのでしょうか。当時はまだ食の安全に対する意識は低く、拾ったものでも未開封だと思えば持ち帰る人も多くいたからです。置いてある未開封の飲食物に毒が入っているなど、考えもよらないことでした。 しかし青酸コーラ事件、パラコート連続毒殺事件と毒入りジュース事件が続き、被害が拡大したことにより食への安全意識が高まりました。 そのため、これらの事件以降類似事件は減少していきました。

毒物入りの飲食物の被害に遭わないために

毒入り飲食物の被害にあわないためには、拾ったものをむやみに口に入れないということが大切です。開封していないからといって、必ずしも安全であるとは限りません。 特に公共機関や施設にある置忘れと思われる飲食物には手を付けず、警察に届けるようにしましょう。 特に体の小さい子供には、毒物は少量でも命の危険があります。口に入れるものには常に気を配り、どのような原材料が使われているのかを把握しておくことも大切です。

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