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長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)は山中での夫婦の殺人事件。犯人特定はできず無念の時効成立。

もくじ

1分でわかる長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)

  • 2人の主婦がワラビ採りに行った竹林で殺害される
  • 有力な手掛かりは見つからず公訴時効が成立
  • 5年後に起きたもう一つの未解決事件との関連性も

長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)の概要

長岡京殺人事件は地元に住む主婦2人がパートの帰りにワラビ採りに行った時、起こりました。発見されたのは事件から2日後のことで、荷物には手を付けられた様子はなく、財布も取られていませんでした。 いったいなぜ2人の主婦は殺されてしまったのでしょうか。まずは事件の発生場所や被害者についてみてみましょう。

事件発生場所は長岡京市の山中

地元でも山菜取りで有名な山で事件は起きました。事件が発生した山は地元の人たちがピクニックついでに登って山菜を採るような、だれでも手軽に楽しめる場所でした。 もっとも事件当時は木や竹が随分と生い茂っており、見通しは悪く昼間でも薄暗い場所が多かったといいます。さらに人目がないためにレイプ事件なども発生していました。 ワラビを採りに行った主婦たちが発見された事件現場は、そんな山中の山頂付近でした。

被害者はワラビ採りに行った地元在住の主婦2人

事件の被害者となったのは地元在住の2人の主婦です。特に何かあるわけではなく、保育園の子供がいるごく普通の主婦でした。 2人は朝仕事を終えるとその足でワラビ採りに向かい、ピクニック気分でお弁当を食べてから保育園に迎えに行く予定になっていました。 しかし2人が保育園に迎えに来ることはありませんでした。家族は帰ってこない2人を心配し通報しましたが、捜索の結果遺体で発見されました。

長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)の犯人は不明

長岡京殺人事件の犯人はわかっていません。有力な手掛かりが得られず、未解決のままに15年が過ぎてしまい時効が成立しています。 この事件には現場に残された謎のメモや凶器、事件当日に目撃されている怪しい男など解決されていない謎がたくさん残されています。また5年後の主婦殺人事件との関連性も疑われているので、順を追ってみていきましょう。

犯人を特定できないまま時効が成立

目撃情報やメモなどいくつかの手掛かりがあったものの、結局有力な決め手も容疑者もなく、犯人を特定することができないままに時効が成立してしまいました。 事件から一定期間が過ぎて時効が成立すると、たとえ有力な容疑者が見つかったとしても、刑事手続き上は事件を訴えることができなくなってしまうものです。 警察は残された遺留品などをもとに捜査上で浮かんできた何人かの容疑者を徹底的に調べていたものの、結局時効までに犯人を特定することはかないませんでした。

現場に残されたメモ

殺害された主婦のうちの一人の胸元のポケットからは、主婦が殺害される前に書いたとされるメモが見つかっています。勤務先のレシートの裏に

「オワレている たすけて下さい この男の人わるい人」

との走り書きがありました。平仮名とカタカナが混じった書き方から、焦りや不安が感じられます。 しかしメモを持っていた主婦やもう一人の主婦の持ち物やい服のポケットなどからは、メモを書いたと思われる鉛筆が見つかることはありませんでした。 のちの捜査で殺害現場から離れたところに鉛筆の芯だけが見つかっていますが、鉛筆自体は見当たりませんでした。

事件当日に目撃された怪しい男

事件当日、容疑者と思われる目撃情報が何件か寄せられていました。1人は市内に住む少年で、事件当日の犯行時間に山を駆け下りるところが目撃されました。また、25歳~30歳程度の2人組の男も目撃されています。 当日ではありませんが、事件の前年にやはりワラビを採りに来た主婦に声をかけた作業着を着た40代の男がいたとの情報もあります。 しかし、少年はその日別の場所に1日中いたことが証明され、残りの容疑者たちは身元を確認することもできませんでした。

 

5年後の主婦殺人事件との関連

事件から5年たった後、同じ土地で主婦が殺害される事件が起きました。殺害された主婦は長岡京殺人事件の事件当日、被害者たちに同行していたことが判明しました。 主婦は殺害された他の2人よりも一足先に下山していたために当時は事件に巻き込まれずにすみました。警察も主婦が狙われないよう、彼女に関する一切の情報を伏せていました。 この事件でも犯人はO型ということ以外は不明なまま時効を迎えています。長岡京事件と同様にいまだに犯人の特定はできておらず未解決のままです。しかし、少なからず長岡京事件との関係があることは確かでしょう。

長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)は時効が成立し未解決のまま

長岡京殺人事件は、被害者に無数の傷を負わせていることから被害者に強い恨みがあったのではないかともささやかれています。 しかし事件は解決しないまま時効が成立してしまいました。根拠のないさまざまなうわさが流れましたが、真相もわからないのに無責任にうわさ話を流してしまうのは反省すべきところではないでしょうか。

長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)に類似の事件

日本では長岡京殺人事件(ワラビ採り事件)に類似した未解決事件が数多く起きています。 嵐真由美さん失踪事件や石井舞ちゃん行方不明事件など時効を迎えたり未解決のままになっている事件は数多くあります。 下記にリンクがありますので、興味がある方はぜひご一読ください。

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