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銀ブラ事件からみる上皇陛下のほのぼのエピソード。高校生活を満喫された日本版ローマの休日とは。

もくじ

1分でわかる銀ブラ事件

  • 上皇陛下が無断で銀座を散策して騒ぎとなった事件
  • 当時高校生だった上皇陛下はご学友と喫茶を楽しんだ
  • 日本版「ローマの休日」とも言われている

銀ブラ事件の概要

銀ブラ事件が起きたのは1952年のことです。高校卒業を間近に控えた上皇陛下が、ご学友と誘い合わせて無断で外出し、銀座の街を散策しました。上皇陛下は大変楽しまれたようですが、すぐに発見されて散策は中止になっています。

現在の上皇陛下が高校生の時に好奇心から起こしたお茶目な事件

上皇陛下は事件の起きた1952年11月、立太子の礼が執り行われて、正式に皇太子となりました。またこの年、上皇陛下は高校を卒業して大学に進学することになっていました。 このままでは難しくなると考えた上皇陛下は、まだ自由の利く間に、当時関心を抱いていた銀座の街へ繰り出すことを思いついたようです。ご学友の橋本明さん(故人)らに相談し、東宮侍従(皇太子付きの従者)の目を盗んでこっそり外出しました。

「銀ブラ」は大正時代に生まれた俗語

「銀ブラ」は大正時代頃に生まれた俗語です。銀座をブラブラ歩くことを略して、若者を中心として「銀ブラ」の言葉が使われていました。銀座は現在でも日本有数の繁華街ですが、当時は急速に発展した新しい街で、そこを散歩すること自体は一種の娯楽だったようです。 出典には諸説あり、若者の間でが自然発生した言葉という説や、新聞の社会部が作りだした造語といった説も存在します。いずれにしても、1920年前後には「銀ブラ」は社会的に定着していたようです。

寮を抜け出し銀座の高級喫茶店で銀座を満喫

上皇陛下はご学友の手引きで寮を抜け出し、電車に乗って銀座へ向かいました。銀座をブラブラと散策し、所持金を出し合って高級喫茶店「花馬車」で1杯99円(現在の価値で数千円)のコーヒー、洋菓子屋「コロンバン」でアップルパイや紅茶を召し上がったそうです。 しばらくして私服の警護役が増えてきたことから、上皇陛下は銀ブラを中断して戻られました。この時に上皇陛下を連れ出したご学友は、警察や皇室関係者に叱られたそうです。

銀ブラ事件の一部が小説・映画化

上皇陛下が起こした微笑ましい銀ブラ事件は、後にご学友の1人だった藤島泰輔が1956年に「孤獨の人」のタイトルで小説化しています。皇太子だった頃の上皇陛下の人間関係を描いた青春小説で、当時ベストセラーになりました。 この小説は翌1957年、津川雅彦主演で同名の映画も製作されました。こちらはDVD化されていないので、現在視聴するのは難しい作品です。

上皇陛下(明仁上皇陛下)

明仁(あきひと)上皇陛下は日本の前代の天皇です。2019年4月30日、202年振りの上皇陛下が今上天皇に譲位して年号が変わったことは、まだ記憶に新しいでしょう。上皇陛下は第125代天皇で、高名な魚類学者でもあられます。

日本の第125代目天皇

上皇陛下は1933年12月23日、昭和天皇と香淳皇后の第5子としてお生まれになりました。そして1989年1月7日、昭和天皇の崩御を受けて、即日第125代目天皇に即位されました。上皇陛下は天皇即位の際、56歳でした。 そして上皇陛下は2019年4月30日、第126代徳仁天皇陛下に譲位して、現在の上皇となられました。在位期間は30年3ヶ月です。なお譲位が行われたのは1898年の光格天皇以来で、202年振りの出来事でした。

魚類学者として有名

上皇陛下は魚類学者としても活動されており、国内外の学会で役職にも就いておられます。長年の功績が称えられて、新種のハゼなどに上皇陛下のお名前であるアキヒトが献名(特定の人物名を学名に織り込むこと)されたこともあるほどです。専門はハゼの分類学で、これまでに6種類のハゼを発見されています。 ブルーギルを日本に持ち込んだのは皇太子時代の上皇陛下で、食用研究のために当時の水産庁に寄贈された15匹が日本初の個体群でした。上皇陛下は意図せずブルーギルが生態系を破壊していることについて、2007年に心を痛めているとコメントされています。

現在の上皇陛下の様子

公務を離れた後の上皇陛下、上皇后陛下ご夫妻には、私的な時間が増えていると宮内庁は発表しています。皇室を見守る立場になった上皇陛下は、専門の魚類分類学の研究や趣味のチェロのレッスンなどを楽しまれているそうです。 上皇陛下、上皇后陛下ご夫妻は2020年3月31日に転居され、現在は仮住まいの東京都港区の仙洞仮御所(高輪皇族邸から改称)にお住まいです。1年後には現在改修の進む赤坂御所(仙洞御所に改称予定)に正式に転居される予定となっています。

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