もくじ
1分でわかるトーヨーボール殺人事件
1分でわかるニュースの要点
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「関東連合」による人違い殺人事件
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「関東連合」は類似の誤認殺人事件を機に解散
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警察は「関東連合」を「準暴力団」と位置付け対策強化
半グレが勢力を拡大中。暴力団とは異なる半グレの資金源や芸能人との関係を考察。半グレとは暴力団のような組織に属さないで犯罪行為を繰り返す集団です。暴力団対策法などの規制対象からは外れているため、若年層が入るハードルも暴力団よりも低いとされています。半グレは芸能界とも深い関係が噂されており、お互いに利用し合っている持ちつ持たれつの関係だともいわれています。今回は半グレの資金源や芸能界との関係に切り込みます。
トーヨーボール殺人事件の概要
「トーヨーボール殺人事件」の発火点は「関東連合」と「全狂連暴走族」の抗争です。ダメージを与えたいと考えていた組織はチャンスを執拗に伺っていました。そこで偶然にも一般人が敵対組織に間違われたのが悲劇の始まりです。無関係の一般人が間違われた要因は何だったのでしょうか。
横浜港バラバラ殺人事件は池田容之や近藤剛郎らによる殺害事件。裁判員裁判で死刑判決となるほどの残虐性とは?横浜港バラバラ殺人事件は遺体の一部が見つかったことで明るみとなった殺人事件です。事件には覚せい剤密輸グループが関わっており残酷な殺害方法が注目されました。実行犯は死刑、主な共犯者の3名は懲役3年執行猶予5年の有罪判決が下されました。首謀者の男は現在も逃亡中で、事件は本当の意味で未解決のままです。今回は横浜港バラバラ殺人事件に迫ります。
関東連合が関わる殺人事件
「トーヨーボール殺人事件」は準暴力団である「関東連合」が関わる殺人事件です。「関東連合」の歴史は古く結成は1973年頃に遡ります。東京周辺の有力な暴走族が集まって結成された集合体であり数々の抗争を引き起こしています。 1973年といえば学生運動が終息し、若い反抗心がバイクに傾いていた時期です。関東連合もそうした反抗心が結集してできた団体といえるでしょう。 それまでも関東連合はさまざまな事件を引き起こしていますが「トーヨーボール殺人事件」は被害者が死亡したことや女優三田佳子の次男の関わりが取り沙汰されたことから大きく取り上げられました。
関東連合と対立する暴走族と勘違い
「トーヨーボール殺人事件」がショッキングに取り上げられる理由の一つに被害者が組織とは無関係の一般人であったことがあげられます。「関東連合」は「全狂連暴走族」との抗争に明け暮れていました。 昭和暴走族史を語る上で欠かせないのが「全狂連暴走族」です。他の暴走族とは別格の強さと絆を誇り、未確認ながら現在も組織は存続しているとされています。 何とか優位に立ちたいと考えていた「関東連合」は、メンバーと勘違いして少年を拉致し殺害に至ったのが真相です。