\ 琉球風水志 シウマの占いページはこちら /

地下鉄サリン事件から25年。オウム真理教の本当の狙いは国家転覆だったのか?

もくじ

地下鉄サリン事件から25年

地下鉄サリン事件とは

  • 国家転覆を狙ったテロ事件
  • 後遺症やトラウマに苦しむ被害者
  • オウム真理教は名前を変えて現在も潜伏

地下鉄サリン事件

地下鉄サリン事件は世界的にも例を見ない化学兵器を使用したテロ事件です。一般的にテロ事件といえば政治的な思想を持ったグループによりもたされます。 しかし地下鉄サリン事件は宗教団体によって引き起こされたことが大きな特徴です。本来人を救うべき宗教団体がなぜ国家転覆を計画し、テロ事件を引き起こしてしまったのでしょうか。

1995年3月に起きたサリンを使ったテロ

地下鉄サリン事件は1995年3月に起きたテロ事件です。犯人グループ当時話題となっていた「オウム真理教」教祖麻原彰晃及び教団幹部であり逮捕者は40人にも上りました。 実行犯はラッシュアワーで混雑する現東京メトロ地下鉄車両内にサリンの入った袋を持ち込みます。それを傘の先で破損させ多くの乗客を中毒に陥れました。 首都の中心部における化学兵器を使用したテロ事件は世界的にも例がなく、世界中から注目を集めることになりました。

13人の死者と6000人を超える負傷者を出した

地下鉄サリン事件はラッシュアワーを狙った犯行であったことから、乗客・乗員などから多くの被害者を生み出します。その数は死者13人負傷者6,000人にも上りました。 サリンは神経ガスであるため、負傷者の中には25年経過した現在もその後遺症と闘っている人が大勢います。 さらに負傷者の数には現れないものの、事件のショックで精神疾患を発症し、事件以来地下鉄を利用できない人も少なくありません。発表されている死傷者よりも遥かに大きな被害を出した事件です。

オウム真理教

地下鉄サリン事件は麻原彰晃率いるオウム真理教による犯行です。教団はその他にも「弁護士一家殺人事件」「松本サリン事件」など様々なテロ行為を繰り返しており日本国中を震撼させました。 教団は一旦は解散したものの、現在も「アレフ」などに名前を変え日本国内に潜伏し活動を続けています。そこで改めてオウム真理教とは何だったのか考えてみましょう。

麻原彰晃

熊本市出身の麻原彰晃(松本智津夫)はオウム真理教の創始者であるとともに、一連のテロ事件の首謀者として逮捕され、2018年に死刑が執行されています。 生まれつき左目の視力がなく盲学校に通っていましたが特に目立った青年ではありませんでした。やがて田中角栄や毛沢東といった権力者に憧れを持つようになり東京大学を目指します。 東大受験には失敗しますが紆余曲折を経てヨガ団体を設立するに至りました。その後宗教法人の特権に目をつけオウム真理教を立ち上げます。そして、暴走を繰り返すようになりました。

多くのテロ活動を行った

麻原彰晃率いるオウム真理教は地下鉄サリン事件のほか弁護士一家殺害事件(1989年)、松本サリン事件(1994年)などの凶悪事件を引き起こしました。 これらの凶悪事件は氷山の一角に過ぎず、公証役場事務長拉致事件など数多くの犯罪に関与しています。実行犯である出家信者はいずれも高学歴であったこともオウム真理教の特質だといえるでしょう。 一蓮の犯行は教団の力を世間に知らしめることを目的として実行されました。つまり宗教団体の仮面を被ったテロリスト集団といっても過言ではありません。

地下鉄サリン事件の目的は強制調査の先延ばしか?

オウム真理教内でのサリンの精製は国家転覆が目的であったことは間違いありません。しかし、地下鉄における犯行は計画的とはいえず、サリンそのものも完成品ではありませんでした。 その背景には警察当局の強制捜査のXデーが近づいていたことがあります。そこで、地下鉄サリン事件の真の目的は何だったのか検証してみましょう。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

もくじ
閉じる