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てるみくらぶの破産の原因は?社長・山田千賀子のその後や債権者への1.9%の返金・被害者の声など紹介。

もくじ

1分でわかるてるみくらぶ

てるみくらぶとは

  • 山田千賀子が運営する格安旅行の代理店
  • LCCの台頭などが原因で経営破綻
  • 旅行者のみならず内定者にも被害が

てるみくらぶは格安の旅行代理店として旅行業界でも有数の企業として知られていました。しかし、ご存知の通り、2017年3月に自己破産申請をして経営破綻しました。 ここでは、てるみくらぶがどんな旅行会社だったのか、何故経営破綻をせざるを得ない状況に陥ったのかについて解説します。

てるみくらぶは格安旅行の代理店

てるみくらぶは格安旅行の代理店です。前身はアイ・トランスポート株式会社てるみくらぶ事業部であり、1998年に分社・設立されました。 オンライン予約ができる自社ウェブサイト「てるみくらぶ」を運営しており、海外ロケが多いテレビ業界でもよく利用されていました。 また、ハワイや台湾などの一都市滞在型ツアーを展開し、国内外に営業拠点を数多く設け、業界内では一定の地位を築いていました。

てるみくらぶは経営破綻した

2017年3月27日、てるみくらぶはすべての業務を停止しました。東京地方裁判所に対して、自己破産申請を行い、事実上の経営破綻をしたのです。同じ日に、東京地方裁判所より破産手続き開始決定の通知を受けました。 てるみくらぶが経営破綻した時の負債額は約150億円です。さらに、同時に自己破産を申請して経営破綻した「自由自在」などの関連会社と合わせると、総負債額はおよそ220億円にのぼりました。

てるみくらぶの破綻の原因

てるみくらぶの経営破綻はビジネスモデルの転換が図れなかったことが主な原因です。 2012年頃からLCC(格安航空会社)の台頭などによる環境変化が著しく、てるみくらぶはそれに付いていける新たなビジネスモデルを打ち立てることができず、赤字商品を販売することで何とか運転資金を確保していました。 しかし、赤字商品販売による債務超過が増加し、返済不可能となったため、経営破綻せざるを得なくなったのです。

社長・山田千賀子

てるみくらぶ社長は事件当時67歳の女性社長、山田千賀子氏です。 31歳という若さでてるみくらぶの社長に就任した山田千賀子氏ですが、かなりのワンマン経営だったと言われています。

山田千賀子の経歴

山田千賀子氏は大学卒業後てるみくらぶの前身の会社となるアイ・トランスポートに就職し創業メンバーと実績をつみ26歳で会社の役員となりました。 その後31歳の若さで社長となり、事業部の一つであったてるみくらぶを分社化し、てるみくらぶの社長に就任しました。 ウェブを使った戦略で急成長させましたが、ワンマンな経営だったと言われています。

2017年11月に逮捕

2017年11月に銀行から融資金を騙し取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。 また翌年2月にも破産法違反の容疑で逮捕されており7月20日に東京地検は懲役6年の実刑判決を下しました。 三井住友銀行から約4億円、東日本銀行から約1億5000万円をだまし取ったとされており、巨額な被害額や計画性、常習性などからこのような重い判決結果になりました。

てるみくらぶの代金返金に関して

てるみくらぶが経営破綻したため、既に代金を支払ってしまった人たちはてるみくらぶに対して、返金を請求する必要があります。ただし、カード払いと現金払いでは、代金返金に関する事情が異なります。 ここでは、てるみくらぶに支払った代金の返金について、カード払いと現金払いのケースに分けて解説します。

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