1分でわかる高橋ナツコ
1分でわかるニュースの要点
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漫画の原作を中心に手掛ける脚本家
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代表作に「アイカツ!」「プリキュア」
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原作ファンの反感や酷評を浴びることも多い
高橋ナツコとは
女性脚本家として数々の脚本を手掛ける高橋ナツコは炎上トラブルが多い事でも有名です。しかし悪評が多いにも関わらず、次から次へと脚本のオファーが絶えません。ある意味不思議な現象を生み出している彼女の本質に迫ってみましょう。
女性脚本家として活躍
高橋ナツコは一切プライベートを明かさず仕事をしていることで有名です。1995年頃から構成作家として活動していますからアラフィフであることが想定されます。 テレビドラマ「なっちゃん家」(1998)脚本を手掛けたことが現在の活動の礎です。テレビドラマのほか映画、アニメなど幅広く脚本を手掛けていますが、得意分野はアニメであることは間違いありません。 キャリアは20年を超え日本脚本家連盟の会員でもあることから、業界内では確固たる地位を築いているといえるでしょう。
数々のアニメ作品の脚本を手がける
構成作家から脚本家へと華麗なる転身を遂げた高橋ナツコですが、最も力を入れているのがアニメ作品です。日本の漫画文化とアニメは世界に誇ることができるカルチャーだといえます。 海外には日本の漫画やアニメのファンが多数おり、漫画がアニメ化されるのを心待ちにしているのが実態です。そこで重要になるのが、アニメ化にあたって創作される脚本です。 いくら漫画にセリフの応酬が展開されていてもアニメとなると使えません。高橋ナツコは原作者ではありませんが、原作者に成り代わって漫画の世界観をアニメに橋渡しする役目を担っています。
高橋ナツコにまつわる悪評
高橋ナツコは20年以上にわたってアニメ化される漫画の脚本を担当してきました。業界ではベテランの域に達しており、仕事が途切れることもありません。しかしファンからの評価は著しく低いのが実態です。なぜ、実績やキャリアがあるにも関わらず悪評が立ってしまうのでしょうか。
「うどんの国の金色毛鞠」での炎上トラブル
高橋ナツコは作品が発表されるたびに賛否が巻き起こる脚本家です。しかし「うどんの国の金色毛鞠」はそれまでの悪評とは性格が異なりました。 篠丸のどか作のこの作品はアニメ化が待ち望まれており、監督には井端義秀が起用されることが発表されます。人気のある監督と脚本家のタッグに期待が膨らみましたが、監督が一方的に降板する事態となります。 監督側の言い分としては「脚本の上りが遅い」「内容が絞り込まれていない」と辛らつなものでした。
原作クラッシャーとして話題に
いやゆる「うどん事件」は多くのファンを失望させました。同時に「彼女なら仕方ない」といった諦めの声も多数出ています。高橋ナツコは数多くの話題作を手掛けていますが、原作クラッシャーとしても有名です。 とりわけ「咎狗の血」「戦国BASARA Judge End」は原作の世界観を壊したとして厳しい意見が噴出しています。アニメファンの特徴はキャラクターに対する感情移入が凄まじいことです。 しかし彼女の作品になるとキャラクターに対する愛情が見えません。つまりファンは感情移入することができず批判につながる要因です。
漫画の原作ファンからは多数の不評の声
高橋ナツコの脚本にはキャラクターに対する愛情が足りないだけでなく、ストーリーにも問題があります。端的に表すとファンが望む世界観が描き切れていないといえるでしょう。 また、漫画とアニメではストーリー展開に乖離が生じることがあります。同じ「絵」を使うにしても漫画のままにアニメを制作することはできません。ストーリー展開にしてもアニメ用に変更することはよくあります。 しかし高橋ナツコの作品では大きく原作と乖離するためファンがついていけないのです。その結果原作ファンからは多数の不評の声が噴出するといえるでしょう。