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スーパーフリー事件は和田真一郎が代表の団体で起きた輪姦事件。イベントサークルの闇に迫る。

 

もくじ

1分でわかるスーパーフリー事件

1分でわかるニュースの要点

  • スーパーフリーは大学間にまたがる大規模輪姦サークル
  • 2003年に被害者の訴えで全貌が明るみとなった
  • 関係者14名が逮捕され、最長14年の実刑判決を受た

スーパーフリー事件の概要

2003年に発覚した大規模な輪姦事件です。犯人らは複数の有名大学をまたぐイベントサークルに所属しており、常習的に犯行を繰り返していたことから、被害者の女性は数百名にも上るいわれています。この事件は社会的にも問題視され、2004年の強姦罪改正にも繋がりました。

 

早稲田大学のサークルでの輪姦事件

事件の首謀者は、早稲田大学にかつて存在したサークル「スーパーフリー」の代表者と側近の男性数名でした。 当時の代表者は和田真一郎で、当時28歳だった彼は音楽関係に顔が利きました。広いコネを駆使してディスコを借り、人を集めて大規模なイベントを開催していました。最盛期には六本木ヴェルファーレで、数千人も動員していたとのことです。 和田真一郎らはそうして集めた女性参加者を二次会に呼び込み、酔わせた上で輪姦におよんでいました。

被害者女性が被害届を出し事件発覚

和田真一郎らの犯行手口は非常に巧妙で、1998年から続いた輪姦は約5年間も表沙汰になることはありませんでした。 スーパーフリー事件が発覚したのは2003年に入ってからです。和田真一郎らはこの年の5月までに少なくとも3件の輪姦におよんでいましたが、この3件目の被害者が警察に被害届を出したために、事件が明るみに出ました。 同年6月19日、被害届を受理して捜査に当たっていた警視庁麻布警察署は、和田真一郎とサークルメンバーの男子大学生4名を逮捕しました。

常習的に犯行が行われていた

和田真一郎はスーパーフリーを高度に組織化しており、大規模イベントで女性を集めて、効率的かつ安全に犯行を行っていました。判明しているだけで以下の3つの事件を起こしています。 ・2001年12月 和田真一郎の自宅兼事務所に女性を招いて輪姦 ・2003年4月 二次会で泥酔させた18歳の女子大生を人気のないクリニックに連れ込み、10人以上で輪姦 ・2003年5月 4月の事件とほぼ同様の流れで20歳の女性を連れ込み、5人で輪姦 和田真一郎らは1年に何度も開催するイベントのほとんどで、こういった犯行を繰り返していました。取り調べではこれ以外にも多数の事件への関与が明らかとなりましたが、未判明の事件は数え切れないほどあるといわれています。

和田真一郎をはじめとする名門大学の学生が逮捕された

スーパーフリーは早稲田大学公認のインカレサークルでした。構成メンバーは代表者の和田真一郎も含めて、早稲田大学の学生が多かったものの、他の有名私大や国立大学の学生も参加していました。 国立で言えば東京大学、早稲田に並ぶ有名私大でも明治大学や法政大学など、多数の名門大学学生が幹部メンバーとして名を連ねていました。 事件では和田真一郎とこれら名門大学の学生、合計14名が逮捕されています。

 

スーパーフリーとは

スーパーフリーは1982年に設立された、早稲田大学でも歴史のあるイベントサークルでした。スーパーフリーは和田真一郎の加入と前後して勢力を拡大し、数年間で複数の大学をまたぐ全国規模の組織へと変貌していきました。非常に巧妙な手口から、実態としてはサークルではなく犯罪組織に近いです。

インカレのイベントサークル

スーパーフリーは表向き、インカレのイベントサークルとして運営されていました。 インカレとはインターカレッジ(Intercollegiate、大学間)の略で、参加メンバーが複数の大学にまたがっていることを意味します。 イベントサークルは通常のサークルとは異なり、遊びや金儲けのために人員を集めて、イベントを開催することが目的のサークル活動です。インカレで複数の大学にまたがることから、スーパーフリーのイベントには多数の参加者が集まっていました。

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