\ 琉球風水志 シウマの占いページはこちら /

佐世保小6女児同級生殺害事件の悲劇。NEVADA事件と社会現象になった犯人・辻菜摘の現在にも迫る。

もくじ

1分でわかる佐世保小6女児同級生殺害事件(NEVADA事件)

佐世保小6女児同級生殺害事件の要点

  • 2004年に起きた事件の別名はNEVADA事件
  • 犯人も被害者も当時小学6年生
  • インターネット上でのやりとりが事件のきっかけ

 

佐世保小6女児同級生殺害事件(NEVADA事件)の概要

2004年6月1日、長崎県佐世保市で当時小学6年生だった辻菜摘がカッターナイフで同級生の首を切り殺害しました。事件後に出回った写真で辻菜摘が着ていた洋服に「NEVADA」と書かれていたことから、NEVADA事件という別名がついています。

2004年に長崎佐世保で起きた少女殺人事件

長崎県佐世保市立大久保小学校で2004年6月1日、当時11歳の少女が同級生で当時12歳の少女の首を切りつけ殺害する残虐な殺人事件が起きました。 加害者の辻菜摘は給食時間の前に同級生の御手洗怜美さんを学習ルームへ呼び出して、後ろから首を切りつけています。御手洗怜美さんが死亡するまでの約15分間、その場にとどまっていたことが猟奇的だと話題になりました。

犯人は被害者と同級生の小学6年生の少女

犯人の辻菜摘と被害者の御手洗怜美さんは小学校の同級生でした。御手洗怜美さんは小学4年生のときに転入した転校生でしたが、絵を描くのが好きという共通点があり2人は仲良くなったといわれています。 同じミニバスケットボール部に所属したり、自宅で遊んだりして2人は親睦を深めていきました。他のクラスメイトと共に交換日記やチャットもしていたようです。

佐世保小6女児同級生殺害事件の別名

クラスの集合写真が事件後にインターネット上へ出回り、写真には加害者と被害者も写っていました。写真の中で辻菜摘が「NEVADA」という文字がプリントされたパーカーを着用していたため、インターネット上で「ネバダたん」と呼ばれるようになります。 事件は2ちゃんねるを中心に話題となり、NEVADA事件と別名がつけられました。

3ヵ月に及んだ家庭裁判所での裁判

家庭裁判所での裁判は3ヵ月に及び、事件当時の精神状態が最大の争点となりました。裁判の中では、辻菜摘が怒りに対して回避か攻撃という両極端な行動しかできない人格の持ち主であったことが明らかになっています。 裁判では児童自立支援施設への送致と、2004年9月15日から2年間は強制的措置を取れることが決定しました。

精神状態が争点に

通常の少年事件では精神鑑定をおこないませんが、辻菜摘に対しては精神鑑定が実施されています。鑑定では感情の認知や表現が難しい一面があり、特に怒りに対しては回避するか相手を攻撃するかという選択しか取ることができないことがわかりました。 しかし障害と呼ぶほどではなく、特性のひとつであると結論づけられています。

児童自立支援施設へ送致

裁判では、児童自立支援施設へ送致されることが決定しました。精神鑑定では共感力が低く、自分の気持ちを表現するのが苦手なことが判明しており、感情の認知と処理の仕方を学んでいく必要があると診断されています。 感情の処理方法のほかに、自分の気持ちの伝え方など社会的なスキルを習得することが施設での課題です。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

もくじ
閉じる