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ノースハリウッド銀行強盗事件は米国最大規模の銀行強盗事件。警察の装備の脆弱性が問題に。

もくじ

1分でわかるノースハリウッド銀行強盗事件

ノースハリウッド銀行強盗事件とは

  • アメリカ最大の銀行強盗事件
  • 犯人と警察の激しい銃撃戦で多くが負傷
  • 犯人は死亡、以後警察装備が見直し

ノースハリウッド銀行強盗事件の概要

事件はまるでハリウッド映画か戦場を思わせるような激しい銃撃戦でした。犯人はどのような装備で銀行に押し入り、これに対抗する警察の装備はどのようなものだったのでしょうか。早速事件の経緯を見てみましょう。

バンク・オブ・アメリカのノースハリウッド支店に強盗が押し入る

事件の舞台となったのは米国カリフォルニア州ノースハリウッドにあるバンク・オブ・アメリカの支店でした。 この銀行が狙われたのは犯人が逃走時に使おうとしたハイウェイの入り口が近かったことと、通報後警察が駆けつけるまで8分程度の余裕があると犯人が判断したからでした。 44分間にわたって犯人と警察で激しい銃撃戦が展開されました。なんと発射された銃弾は2,000発以上だったとされています。銃撃戦の規模としてはアメリカ最大級の銀行強盗事件で、事件は一部始終テレビで生中継されました。

犯人は二人組の男

事件の犯人は二人組の男でした。事件が起こったのは1997年2月でしたが、二人が出会ったのは1989年でした。ロサンゼルスのジムで出会い意気投合しました。 二人はこの事件の前にも大量の武器・弾薬を購入して何度も銀行強盗に成功していました。 結果犯人は約16億円もの資金を得ており、この資金がノースハリウッド銀行強盗事件で使われた強力で豊富な武器・弾薬と防御装備の購入に充てられました。

激しい銃撃戦が行われた

犯人は警察が駆けつけるまでの時間を約8分と読んで、自分の腕時計のタイマーも8分にセットしていました。 犯人はノースハリウッド銀行に押し入り、フルオートに改造した銃で威嚇射撃した後行員に札束をバッグに詰めさせ、正面玄関から逃走しようとしました。 犯人は銀行に武装して押し入る所をパトロール中の警察に偶然目撃されていました。このため犯人の目論見より早く警察が到着してしまい、犯人が銀行の玄関を出たときには50人以上の警察官に取り囲まれており、それから激しい銃撃戦が始まりました。

民間人を含む多くの人々が犠牲となった

犯人は通常兵士が持つようなAK-47自動小銃で武装していました。 一方で警察の装備は通常の拳銃でした。犯人と警察は激しい銃撃戦を展開しましたが、警察の銃撃は犯人に効果的な打撃を与えることができませんでした。 その結果犯人の攻撃は強力で44分間にも及ぶ銃撃戦の結果、警察官12名が負傷し巻き込まれた民間人も8名が負傷してしまいました。 当時としては民間人が巻き込まれる事件では最大規模の事件でした。

警察の装備の脆弱性が露呈した

ノースハリウッド銀行強盗事件では警察の装備の脆弱性が露呈しました。オートマチックのライフルと拳銃ではあまりにも差は歴然としていました。 事件では2,000発以上の銃弾が発射されましたが、その内の約半分はたった二人の犯人から発射されたものでした。犯人は上空で取材していたテレビ局のヘリコプターにも発砲しました。 警察は銃撃戦の中で火力不足を痛感し、近くのガンショップからライフルを調達しようとしましたが間に合いませんでした。

犯人は1人は自殺しもう1人は射殺された

犯人は発砲しながら逃走を図りますが最終的には二人とも死亡しました。 一人は徒歩で警察と銃撃戦を行いながら逃走しましたが、やがてライフルが弾詰まりを起こしました。それでも予備の拳銃で発砲し続けますが、警察の銃弾が防弾チョッキの隙間をすり抜け犯人に打撃を与え、犯人は逃走の見込みがなくなったことから自殺しました。 もう一人の犯人は車で逃走しようとしましたが、キルスイッチで立ち往生した車の下に潜り込んだ警察が防弾されていない犯人の足に銃弾を浴びせました。負傷した犯人は投降しましたが出血多量で死亡しました。

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