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日大の悪質危険タックル問題からみる日大の体質とは。何も変わらぬ日大

 

もくじ

日大アメフト部の選手による悪質危険タックル事件

日大アメフト部の悪質危険タックル事件

  • 日大アメフト部の選手が危険な反則を行った事件
  • アメフト部の監督とコーチが反則を指示
  • 日大の調査と説明が不十分で学校のイメージ悪化

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関西学院大学との定期戦で起きたタックル事件

アメフト

アメフト(画像:pixaboy

事件は日本大学の「日本大学フェニックス」と関西学院大学の「関西学院大学ファイターズ」の試合中に起きました。いずれも大学アメフトで有数のチームで、両チーム間の対決は伝統の一戦でした。 日本大学の選手が試合中に反則タックルを行ったことで、関西学院大学の選手を負傷させました。

故意に行われた悪質タックル

「日本大学フェニックス」の宮川泰介選手は試合開始直後の1プレー目に、「関西学院大学ファイターズ」の奥野耕世選手へ背中からタックルをしかけました。 宮川泰介選手はその後も危険行為を繰り返し、5プレー目に退場となります。背中にタックルを受けた奥野選手は足の痺れを訴え、試合後に精密検査の必要があるほどの負傷を負いました。 宮川泰介選手は試合後の記者会見で、反則タックルを含めた危険行為は監督らの指示に従って故意に行ったことを告白しました。

内田正人監督による指示

宮川泰介選手の反則行為は内田正人監督とコーチに指示されたことでした。 内田正人監督は試合前に宮川泰介選手に対して、相手のクオーターバック(奥野耕世選手)を1プレー目で潰すよう要求していたのです。 内田正人監督は宮川泰介選手に試合への起用の有無をちらつかせ、反則行為と知りつつ指示しました。宮川泰介選手は試合の当日にもコーチから反則行為を念押しされたと語っています。

物議を醸した会見

記者会見

記者会見(画像:pixaboy

「悪質危険タックル事件」は事件そのものはもちろん、その後の日本大学側の記者会見も問題視されています。5月22日に宮川泰介選手は監督やコーチの関与を証言しましたが、日本大学が翌日にこれを否定したことで社会問題にまで発展しました。

宮川泰介選手の会見

宮川泰介選手の記者会見は5月22日に行われました。この会見は日本大学側の対応の遅さを理由に、宮川泰介選手や代理人の弁護士が独自に開いたもので、大学関係者はなんら関与しなかったようです。 この会見で宮川泰介選手はコーチと内田正人監督から、当日に具体的な反則行為の指示があったことを明言しました。 またこの会見では、宮川泰介選手は事件直前の練習で振るわず、監督とコーチからレギュラーから外すなどと脅されて精神的に追い詰められていたこともわかりました。

内田正人監督らの会見は司会者にも批判

宮川泰介選手の会見を受ける形で、5月23日の20時から内田正人監督と井上奨コーチの緊急記者会見が開かれました。 内田正人監督と井上奨コーチは会見で、宮川泰介選手の証言した内容を一部認めました。ただし反則行為の指示については、叱咤激励のつもりであって反則を強要する意図はなかったと否定しています。 この会見での内田正人監督と井上奨コーチの発言は要領を得ないものでしたが、さらに問題だったのは会見の司会者でした。記者の質問を遮り会見を打ち切ろうとするなど、記者会見の司会には相応しくない言動が批判されています。

日本大学に与えた影響は大きかった

建物

建物(画像:)

「悪質危険タックル事件」は発生直後から日本大学の遅い対応に非難が集まりました。日本大学は詳しい説明のない謝罪を繰り返すばかりで、5月22日に行われた会見まで事実上何もしませんでした。 結果として日本大学は2019年の入学希望者が激減し、さらに助成金も大きく減額されました。

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