\ 琉球風水志 シウマの占いページはこちら /

元警察官中田充被告の福岡母子3人殺害事件は冤罪なのか?死刑判決は正しい決断か?

もくじ

1分でわかる福岡母子3人殺害事件

1分でわかるニュースの要点

  • 2017年6月6日に福岡県小郡市で発生
  • 38歳の母親と小学生の子2人が殺害
  • 夫で警察官の中田充被告を逮捕・起訴

福岡母子3人殺害事件の概要

(画像:Unsplash

福岡母子3人殺害事件とは福岡県小郡市で2017年6月6日に主婦の中田由紀子さん38歳と息子で小学4年の中田涼介さん及び娘で小学1年の中田実優さんが殺害された事件です。夫で当時38歳の福岡県警巡査部長だった中田充被告が逮捕・起訴されました。どのような事件だったのか見てみましょう。

元警察官が妻と子どもを殺害

中田充被告は事件当時福岡県警通信指令課に勤務する巡査部長でした。事件当日も午前6時45分頃に出勤し警察官として110番通報を受けています。 子どもが通う小学校が中田家の2人の子供が登校しないことを不審に思って母親の中田由紀子さんに電話をかけたもののつながりませんでした。その後 中田由紀子さんの姉が自宅を訪れて殺害された3人を発見しました。 3人の死因は絞殺です。中田充被告は家を出た時に3人が寝ていたと主張したものの、死亡推定時刻は午前6時半以前だと司法解剖で明らかになっています。

元警察官には死刑判決

福岡地方検察庁は2017年6月に妻の中田由紀子さん殺害容疑で中田充被告を起訴し、2018年2月には2人の子を殺害した容疑で追起訴しました。 2019年12月13日に福岡地方裁判所は中田充被告に死刑判決を言い渡しました。一般市民が審理を行う裁判員裁判によるものです。 中田充被告の事件当日の行動は不自然ですが、事件を起こした直接的証拠はありません。しかし裁判員は中田充被告が母子を殺害したと認定しました。

元警察官・中田充被告の経歴

福岡母子3人殺害事件で罪に問われた中田充被告は福岡県立高校を卒業して私立福岡大学に進学し福岡県警に就職しました。勤務態度は真面目で家族や近所の人とのトラブルもなかったものの、福岡県警では行動が不自然な人物として知られています。中田充被告はどのような人物だったのでしょうか。

福岡県警の元警察官

中田充被告は1978年に生まれ福岡県内で育っています。福岡県立高校時代は水泳部に所属して活躍し、中堅私大の福岡大学に進学しました。 理由は不明ですが大学卒業後は約2年間定職に就かず、24歳の時に福岡県警の臨時採用試験に合格して就職しています。 その後は職場でも気さくな人柄として知られ福岡県内の交番や千葉県警成田空港警備隊で問題なく勤務しましたが、逮捕されるまでの約15年間に本人の希望でなぜか4回も転勤しています。

動機は不明も妻との関係は良くなかったか

中田充被告が妻と2人の子を殺害した動機は明かされていません。事件数日前に巡査部長から警部補への昇任試験が不合格になっていますが関連は不明です。 動機としてあげられるのは妻との不仲です。中田充被告は妻の中田由紀子さんが子育てや住宅購入で主導権を握ることに不満を抱いていたという知人の証言があります。 実際に事件後の取り調べで中田充被告は妻と不仲だったと述べていますし、知人にも子どもが成人したら離婚したいと漏らすこともありました。

冤罪を主張する中田充

中田充被告は容疑を否認し免罪を主張しています。中田充被告の言動には不自然な点があるものの、明確な証拠がないのも確かです。たとえ妻と不仲でも殺害する動機にまではなりませんし、中田充被告が犯行に関与する映像等の証拠は見当たりません。中田充被告が冤罪を主張する理由を見てみましょう。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

もくじ
閉じる