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マウントゴックス(MTGOX)事件は世にビットコインの名を広めた事件。社長のマルク・カルプレスの現在は?

 

もくじ

1分でわかるマウントゴックス(MTGOX)事件

マウントゴックス(MTGOX)事件とは

  • マウントゴックスの運営する取引所がハッキングされ、ビットコインが不正に流出
  • マウントゴックスは倒産し、さらに代表であるマルク・カルプレスが逮捕
  • アレクサンダー・ヴィニクが真犯人

マウントゴックス(MTGOX)とは

株式会社「マウントゴックス(MTGOX)」とは仮想通貨の1つであるビットコインの取引所です。東京都に拠点を構えており、2009年に設立された比較的若い会社です。 一時期は「ビットコイン、仮装通貨といえば『マウントゴックス』」といわれるほど、世界一の取引量を誇る交換所で有名でした。

かつてトレーディングカードの取引所を運営していた

「マウントゴックス」は元々はビットコインの取引をする企業ではありませんでした。 創業者であるジェド・マケーレブは、人気カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」のカードを売買する企業を立ち上げたのです。 実はマウントゴックスという企業名も「マジック・ザ・ギャザリング」のスペルである「Magic: The Gathering Online eXchange」を略して付けられました。

その後仮想通貨取引所に事業転換

トレーディングカードを売買する企業として立ち上げられた「マウントゴックス」ですが、あまり業績が良くなく仮想通貨取引所に事業転換をします。しかしそれでも業績は回復することがなくマケーレブは会社を売却するのです。 会社を買ったのはマルク・カルプレスでした。その後カルプレスの経営によって「マウントゴックス」は急成長します。 なんと全世界のビットコイン取引の70%を占める、世界一のビットコイン取引会社になりました。

マウントゴックス(MTGOX)事件の概要

(画像:O-DAN

順調だった「マウントゴックス」だったのですが、ハッキングが原因で多額のビットコインが流出する事件が起こるのです。この事件のことを「マウントゴックス事件」といい、仮装通貨の信用性が一気に下落した原因になりました。 ではこれから「マウントゴックス事件」の内容を詳しく見ていきましょう。

取引所がハッキングされ不当にビットコインの価格が下げられた

2011年の6月19日に、取引所がハッキングされビットコインの価格を操作されました。操作されたビットコインは価格が不当に安価に設定され約1セントまで下げられ、約875万ドル(日本円で10億円ほど)の被害を受けます。 実際にハッキングを受け、影響が出たのは数分ほどでしたが最大手の取引所である「マウントゴックス」がサイバー攻撃を受けたことにより、大きな被害総額になったのです。 当初の被害総額は10億円といわれていましたが、正式なレート(ビットコインの価値が下がる前)で計算すると被害総額は470億円以上にも及びました。

ビットコインの取引が一時的に停止

2013年の4月11日から、12日午前2時までビットコインの取引が一時的に停止されました。「市場のクールダウン」が目的で、約100ドルまで高騰していた価値が約50ドルまで引き下げられました。 さらに同年の6月20日にも新たな預金を自社にクレジットするために払い戻しを停止しました。 7月4日には再開されましたが、何度も払い戻しが停止することに不安になる顧客が増えました。

コインラボによるマウントゴックスの訴訟

2013年の5月2日に、コインラボというベンチャー企業が契約違反を理由に訴訟を起こしました。 「マウントゴックス」の持つ北米事業をコインラボに売却する契約だったにもかかわらず、「マウントゴックス」側がアメリカやカナダの顧客をコインラボに譲渡しなかったのです。 この訴訟により「マウントゴックス」はコインラボに7,500万ドルを支払うことになります。これによりさらに不安視する顧客が増えていくのです。

 

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