もくじ
1分でわかる軽井沢スキーバス転落事故
1分でわかる軽井沢スキーバス転落事故
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スピードの出し過ぎで転落したバス
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バス運転手の粗悪な労働環境
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バス会社・ツアー会社への処分
「軽井沢スキーバス転落事故」はスキーツアー客を乗せたバスがガードレールに衝突して多くの死者を出しました。事故は群馬県と長野県を結び国道18号(碓氷バイパス)で起きました。 バスは左側ガードレールに衝突した弾みで対向車線にはみ出してしばらく走行した後、今度は右側ガードレールに衝突して転落・横転していました。
はとバスがハイヤーに追突しハイヤー運転手が死亡。ドライバーはインフルエンザ患者。はとバスが停車中のハイヤーに追突し、ハイヤーの運転手を死亡させてしまうという痛ましい事故が発生しました。バスの運転手は追突時の記憶がなく意識を失っていました。その後の警察病院での検査によってインフルエンザA型を発症しており、当日は38度の高熱があったことがわかりました。急病の運転手が業務中に事故を起こしたとして、バス会社のドライバー管理責任が問われています。今回は事故の詳細を紹介します。
観光バス会社が苦境に立たされる。バス運転手の生活にも大きな影響が。新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、海外からの観光客の激減・団体旅行の自粛に伴うキャンセルなどバス業界は特に苦境に立たされています。この状況が長引けばバス業界に限らず会社の倒産・労働者の解雇につながり、経済の減退が目に見えています。暗雲立ち込める情勢に早期の収束が心から望まれます。
軽井沢スキーバス転落事故の概要
「軽井沢スキーバス転落事故」はなぜ起こったのでしょうか。山道の下り坂のカーブなのにスピードが出ていたと話す人がいたり、またバスが左右激しく揺れて運転がおかしいと思った人もいたようです。何か異常があったことは間違いないでしょう。 ここでは事故の真実に迫ります。
2016年に起きた観光バスの事故
「軽井沢スキーバス転落事故」は2016年1月15日に長野県軽井沢町で発生しました。観光バスは原宿から出発して長野県飯山市にあるスキー場に向かう予定でした。 観光バスには乗客が37名と乗員が2名の39名が乗車していました。 乗客の半分は格安・激安のスキーツアーに参加していた東海大学・ 東京農工大学・広島国際大学・法政大学などの大学生でした。 「カーブなのにスピードが出ていた」「ギアがニュートラルのままだった」など疑問が残る事故です。
場所は長野県の軽井沢
「軽井沢スキーバス転落事故」の現場は群馬県から長野県に入った碓氷(うすい)バイパスで起きました。 長野県軽井沢町と書かれた道路標識を過ぎた入山峠付近の緩やかなカーブでの事故でした。ガードレールに衝突した後道路下3mに転落し、横転してバスのフロント部分の車体が破損し、窓ガラスも割れ、車体全体も原形をとどめないほど破損していました。