もくじ
ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)で起きた銃声騒動
1分でわかるニュースの要点
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ジョン・F・ケネディ国際空港で銃声があったと通報
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銃声はオリンピック観戦の拍手を勘違いしたものだった
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銃乱射事件は実際に2017年にフロリダの空港で発生
銃規制が進まないアメリカ。銃乱射事件は増加も銃所持の規制はなぜできない?アメリカではかねてから銃規制についての議論が続けられているが銃規制が始まるような動きは見られない。2019年の銃乱射事件は増加傾向で1日に1件以上起きている計算となっている。銃乱射事件から起きたムーヴメントやそれによって生まれた銃規制、そしてアメリカ人の銃に対する意識について迫る。
タイで銃乱射立てこもり事件。犯人の兵士は射殺も死者は20人を超える。タイ東北部の都市ナコンラチャシマで2月8日午後3時半ごろ、タイ陸軍の兵士が上官を殺害して、ショッピングモール周辺で銃を乱射する事件が起こりました。犯人は銃を乱射した後、ショッピングモールの建物に15時間にわたって立てこもりました。犯人は治安部隊との銃撃戦を繰り広げた末、9日朝に射殺されました。
銃声が聞こえたとの通報
2016年8月14日、ニューヨーク州ブルックリンのJFK空港で発砲騒動が起きました。 午後9時30分頃、ニューヨーク市警にJFK空港の複数の利用客から、2発分の銃声を聞いたという通報が入りました。警察は即座に利用客の安全を確保し、周辺道路の封鎖を行っています。 警察はその後、空港内をくまなく捜索しましたが、銃撃の負傷者も発砲の形跡も発見できませんでした。捜査の結果、空港の規制と封鎖は翌日早朝には解除されました。
警察の避難指示でパニックに
銃声の通報を受けたニューヨーク市警は、JFK空港利用客を空港の外に避難させました。 この避難誘導は少なくともJFK空港にある2つのターミナルを対象に行われ、当時空港内にいた数千人の利用客の間でパニックが起きたようです。 またアメリカ連邦航空局は安全のため、数時間の周辺地域での飛行禁止命令を出したことから、地上以外でも混乱が巻き起こりました。
銃が発砲された形跡は見つからず
ニューヨーク市警は念のために、通報現場を含むJFK空港のすべてのターミナルを創作しました。 ところがJFK空港のどこからも、銃撃の負傷者や銃弾、あるいは薬莢などの発砲が行われた証拠は発見できませんでした。 利用客から寄せられた通報はいずれも、発砲音を聞いたというものでした。そのうちの1人は、銃を所持した男を見たと証言していました。