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日野OL不倫放火殺人事件の犯人・北村有紀恵には同情する背景も。不倫が招く最悪の事態とは?

 

もくじ

1分でわかる日野OL不倫放火殺人事件

日野OL不倫放火殺人事件とは

  • 東京都日野市でOLが起こした不倫による殺人事件
  • 北村有紀恵は不倫相手の子供2人を放火にして殺害
  • 無期懲役で服役も、事件背景には同情の余地あり

日野OL不倫放火殺人事件の概要

日野OL不倫放火事件は1993年当時27歳のOLだった北村有紀恵が不倫関係の末、相手方の子供2人を放火によって殺害した事件です。当事者である男性やその妻ではなく、なぜ子供を手にかけたのでしょう。そこにはこの事件の核心といえる背景がありました。

とある夫婦の夫と北村有紀恵が不倫関係にあった

都内の電機メーカーに勤める北村有紀恵は1990年ごろから7歳年上の会社の上司の男性と不倫関係を持つことになりました。 男性は長身のスポーツマンタイプで妻子持ちでしたが、北村有紀恵もそのことは承知していました。最初はほんの遊びのつもりだったのかもしれません。 職場の上司と部下の関係は不倫関係が始まるよくある設定ですが、ちょうど妻が2人目の子どもを妊娠した時期に2人の中は親密になっていきました。

不倫相手の身勝手な行動で北村有紀恵は中絶を2度経験

北村は不倫相手の男性と肉体関係を持つまでになりました。男性は「いずれ妻とは離婚する」ということを北村に伝え、彼女と性的関係を続けました。 また「離婚が成立するまでは中絶するように」と男性に言われ、これらの言葉を信じました。北村は二度妊娠しますが二度とも中絶手術を受けました。 この間男性の妻は第二子を身ごもり、出産のため実家に一時帰省しました。その隙を狙って男性は北村との「ゲス不倫」を自宅で楽しみました。

不倫が相手の妻に発覚し北村有紀恵とトラブルに

しかし二人の関係が妻にバレて、男性は妻から猛烈な非難を受けます。離婚するか不倫関係を解消するか迫られました。 男性は結局後者を選択し、妻の目の前で北村有紀恵に電話をして別れを告げました。彼女はその電話でこれまで男性が吐いたセリフが全て嘘だったことを知ります。 「男性の言葉を信じて中絶をしたのに」北村有紀恵からすればそれなりの覚悟で不倫関係に臨んでいたはずです。電話だけでは納得せず、代わりに妻が電話口に出て二人の間で激しい口論が何度も繰り返されました。

北村有紀恵は夫婦の家に放火し子供2名を殺害

妻との口論の中で北村有紀恵は相当ののしられて、これが契機となり夫婦への憎しみが生まれました。しかしその憎しみの対象は妻ではなくその子供に向けられました。 どうやら妻から子供を持てていないことを揶揄するようなセリフを浴びせられたようです。二度中絶させられ子供を失う気持ちがどういったものか味わわせてやりたいという憎しみが生まれた瞬間でした。 夫婦の家を知る北村有紀恵は夫婦が不在の間に家に侵入し、子供を殺害して家に火を放ちました。

北村有紀恵の逮捕

就寝中の2人の子供が無残にも犠牲になり、世間は軒並み夫婦に同情しました。夫婦の恨みを買う人間として北村有紀恵は真っ先に容疑者に浮上しましたが、決定的な証拠がなく事件発生後すぐには逮捕されませんでした。

証拠不十分で逮捕になかなか踏み切れず

北村有紀恵は不倫男性の自宅で逢瀬を重ねており、職場の上司でもあることから日常の生活習慣や通勤時間帯等を知っていました。自宅への侵入は容易な人間だったのです。 しかし現場に出入りする映像などが残っていないので、北村有紀恵の犯行を裏付ける決定打はありませんでした。 放火事件は現場で証拠が確保しにくい点が特徴であり、北村有紀恵の逮捕も難航が予想されました。

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