1分でわかるネトウヨ
ネトウヨとはどんな人を指すのか
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インターネットやを中心に発言をする
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右翼的思想を持つ
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過激な発言が目立つ
ネトウヨとは?
(画像:Unsplash)
インターネットでよく目にする言葉の1つにネトウヨがあります。ネトウヨは「ネット右翼」という言葉の略称であり、インターネットの掲示板や匿名サイトで右寄り、つまり保守的な意見を発言する人の総称です。 また、過激な発言をインターネット上で行う人を指す言葉しても使われることがあり、批判的な言葉として認知されています。ネトウヨとはどのような人々のことなのか、以下で具体的に説明します。
主にツイッター、2チャンネル、youtubeで盛ん
ネトウヨという名称のとおり、活動の場としてはツイッターや5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)掲示板、YouTubeなどインターネット上です。これらの媒体を中心に不特定多数の人が初気していますが、ネトウヨと呼ばれる人たちは過激な発言や右寄りの発言を積極的にします。 ネトウヨに関してはほとんどの場合、評判がよくありません。とはいえ、中にはしっかりとした考えをもって発言している人もいます。 ですが、それ以上に批判を受けざるを得ないような発言が目立ち、これがネトウヨの評判が悪い要因の1つになっているのです。
過激で極端な意見をもつ
ネトウヨの特徴は過激な発言です。極端な考えを主張する人もおり、それゆえに意見が批判されやすく、マイナスな意味で「ネトウヨだ」と揶揄されることも多々あります。 過激な発言の中には単純に相手を罵倒するようなものもあります。発言の目的が明確でなく、とにかく相手を煽ろうとすることもしばしばあるようです。 全ての発言が悪いというわけではありませんが、相手に喧嘩をふっかけたり、人を傷付けようとする意図が感じられることもあります。
対義語として「パヨク」が存在する
ネトウヨは右翼的な発言をする人の総称として使われますが、対義語としてパヨクという言葉も存在しています。これは、左翼を言い換えた言葉であり、主に蔑称として使われているものです。 言葉の由来は諸説ありますが、左翼的発言を繰り返していたとされるある人物が「ぱよぱよちーん」という言葉をSNSで使い続けたことから生まれたとされる説が有力です。 ネトウヨにしてもパヨクにしても、蔑称として使われることがほとんどであり、あまり良い言葉ではありません。
ネトウヨという呼称が物議を醸す
(画像:Unsplash)
ネトウヨは、基本的に蔑称として使われる言葉です。実際、過激な発言をした人物に対してネトウヨという言葉を使うと、それだけで罵倒合戦が繰り広げられることも多々あります。 また、ネトウヨが使われたことで物議を醸した出来事もあります。例を挙げると、朝日新聞が記事のタイトルにネトウヨを使ったことで、読者から痛烈に批判されたことがありました。 元々は蔑称ではなかったネトウヨという言葉ですが、今の時代、気軽に使うだけで大きな問題になりかねません。
ネトウヨに対する偏見:ニート、無職
(画像:Unsplash)
今では蔑称の類として見られるようになったネトウヨですが、同時に偏見も多く見られます。ネトウヨはニートや無職が大半で、暇な人が自分の自尊心を守るためにネット上で発言していると言われています。 罵詈雑言が多いことも相まって、この偏見を事実だと信じる人もいるようです。とは言え、ネトウヨ全員がニートや無職というわけではありません。 ネトウヨの中には社会的に地位が高い人もいるとされ、日頃の不満をぶつけている現状があることも考えられます。
ネトウヨはなぜネット上で過激な発言をするのか:ネトウヨの心理
(画像:Unsplash)
過激な発言が目立つネトウヨですが、なぜこのようなことをするのかは諸説あります。近い例としては、自分が好きなアーティストに肩入れするものと似ているでしょう。 ネトウヨは、現状維持を求める傾向があります。そのため、これまで親しんできたものに対する侮辱などには過激な発言を行いやすいのです。これは、自分が好きなアーティストを馬鹿にされると怒る心理と非常に似ています。 これに加えて、ネット上での匿名性があるため、強気かつ過激な発言が多くなると考えられます。ネットは良くも悪くも人を開放的にするのです。