もくじ
1分でわかるMeToo運動
ニュースの争点
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「MeToo運動」は2017年10月にアメリカで始まる
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性的な被害や嫌がらせを告白する時に「#Me Too」を使用する運動
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「#Me Too」で被害を告発しても、セカンドレイプにあうことが問題に
セカンドレイプが社会問題に。日本の性犯罪に対する法整備の現状。
近頃セカンドレイプという言葉を耳にするようになりました。一度性被害に遭っただけでなく、その傷跡をえぐるような二度目のレイプが問題になっています。これは日本だけの問題ではなく様々な情報を手に入れられる時代だからこそ、早急に対処しなければならない課題でもあるのです。しかし、具体的な解決策はまだ確立していません。今回はこの「セカンドレイプ」をとりあげます。
MeTooとは
(画像:Unsplash)
「MeToo運動」は2017年秋からアメリカで始まり、今や世界中に広がっています。その始まりは同年10月にハリウッドの映画プロデューサーに、セクハラ疑惑が持ち上がったことでした。 ここでは「MeToo運動」とは何かについて、詳述します。
性被害にあった女性が被害を告発する
「MeToo運動」はハリウッド女優のアリッサミラノさんがツイッターで、セクハラ被害を受けた女性に対し「Me Too」と声をあげようと呼びかけたことから始まりました。 そのきっかけとなったのが2017年10月に報じられた、ハリウッドの映画プロデューサーによるセクハラ疑惑です。 アリッサミラノさんの呼びかけに対し、著名人はもちろん一般人も「#Me Too」というハッシュタグをつけて性被害を告発し始めました。
ハリウッドセレブたちにより一気に広まった
「#Me Too」はもともとアメリカの市民活動家タラナバーク氏が、2007年に提唱した言葉です。性暴力被害者への支援活動のスローガンとして、使われていました。 アリッサミラノさんのツイートからハリウッドセレブに一気に広まり、現在では世界各国に浸透しています。 ハリウッドの大物プロデューサーだったハーヴェイワインスタイン氏によるセクハラ並びに性的暴行の被害者として、グウィネスパルトローさんやカーラデルヴィーニュさんが声をあげたことで注目を集めました。