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半グレが勢力を拡大中。暴力団とは異なる半グレの資金源や芸能人との関係を考察。

 

もくじ

1分でわかる半グレ

半グレとは

  • 堅気とヤクザの中間的な集団
  • 暴力団対策法などの対象外
  • 芸能界と半グレは持ちつ持たれつの関係か

半グレとは

(画像:Unsplash

半グレという存在が社会問題化しています。半グレとはどのような集団なのでしょうか。暴力団とは何が違うのでしょうか。 半グレについて考えるにあたって、まずは半グレとは何なのか見ていきましょう。

暴力団ではない犯罪組織

必ずしも半グレの明確な定義は定まっていません。半グレはジャーナリストの溝口敦によって作られた言葉とされています。 半グレは暴力団と似通った犯罪行為を繰り返す組織ですが、いわゆる暴力団とは異なった組織です。 半グレのグレは「グレる」「愚連隊」のグレからとられており、白でも黒でもない、すなわち堅気とヤクザの中間的な存在としてのグレーの意味合いがあるようです。

特殊詐欺や風俗スカウトや危険ドラッグ販売が資金源

半グレの活動範囲は広く様々な形態があります。直接犯罪行為につながるものもありますし、犯罪を誘発したり合法的に反社会的行為を繰り返すものもあります。 その代表的な資金源は振り込み詐欺や出会い系サイトなどを使った風俗スカウト、危険ドラッグの販売などです。 ほかにもヤミ金融や屋根のリフォーム詐欺、貧困ビジネスなどがあり、稼いだいわゆるシノギの一部を暴力団に上納しているのではないかとの疑いもあります。

規模は大きく若年層が多い

半グレの特徴の一つにその年齢層が若いということがあります。半グレは暴走族上がりが多く、年長者でも40歳代までとされています。 半グレは暴力団ではないため暴力団対策法の対象にならず匿名性も高いことから、比較的若年層にとっても参入障壁が低いといえます。 このため半グレの供給源が広がってるのが現実です。なかには自分では自覚することなく半グレ集団の風俗スカウトに組み込まれている学生達がいたりします。

半グレの増加の背景

近年になって半グレ集団は間違いなく増加傾向にあり、マスコミなどでもとりあげられることが多くなっています。 その背景には暴力団との関係もありそうです。半グレが広がっている背景を探ってみましょう。

暴力団の弱体化

暴力団の構成員数は減少傾向にあり、暴力団そのものは弱体化しているといわれています。その原因は警察による締め付けの強化と絶え間ない暴力団間の分裂と抗争です。 半グレ集団は弱体化している暴力団の隙間を埋めているといえます。 規制や社会からの拒否反応を避けるため、あえて暴力団という組織的な色彩を消そうとする動きが半グレ集団の拡大を誘発している現実があります。

暴力団の規制強化

近年暴力団に対する締め付けが厳しくなっています。暴力団を規制する法令としては暴力団対策法がありますが、近年は自治体においても暴力団排除条例を制定して独自に暴力団に対する規制を強化しようとする動きがあります。 暴力団員はアパートを借りることも難しく、銀行の口座やクレジットカードも作れないといわれています。 これだけ暴力団に対する規制が厳しくなると、どうしても規制の網をすり抜けやすい半グレに流れていく傾向が強まると考えられます。

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