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7payの不正利用問題。開発会社やシステム脆弱性、犯人逮捕は?

 

 

もくじ

1分でわかる7pay

7payとは?

  • セブン&アイ・ホールディングスが独自で開発したキャッシュレス決済サービス
  • 同社は従前よりアプリ開発を推し進め、2019年7月1日よりサービスを開始
  • 第三者による不正アクセスによって、サービス開始からわずか4日で利用停止に

 

2019年10月の消費税増税を前に、キャッシュレス決済サービス各社がしのぎを削る中で、セブン&アイ・ホールディングスは独自の決済サービス開発を急いでいました。

そんな中で2019年7月1日よりサービスを開始した「7pay」ですが、翌日2日には不正利用被害の問合せが相次ぎ、3日には一部サービスを制限、4日には完全に利用を停止しなければならない事態にまで発展しました。

7payとは

「7pay」とは、セブン&アイ・ホールディングスが独自に開発したキャッシュレス決済サービスの名称です。2007年にはグループ内独自の電子マネー「nanaco」サービスを開始するなど、キャッシュレスサービスについても早期段階で着目し展開を行ってきた経緯があります。

同社はグループ内の中核企業である「セブン-イレブン・ジャパン」を中心とした小売業国内最大手企業であり、自社のPB商品を積極的に開発・販売するなど、常に独自路線を突き進んでいました。7payについて、まずは説明します。

 

主にセブン&アイ・ホールディングスの系列店で使用できるオンライン決済サービス

同社は前会長・鈴木敏文氏より発信された「ネットとリアルの融合の強化」という方針より、グループ独自の総合通販サイトを一新し、2015年より「オムニ7」としてサービスを開始しました。 その後、グループ内の中核を担うセブン-イレブンにおいて、コンビニ利用者に向けた「セブン-イレブンアプリ」の開発を進め、積極的な会員獲得を推し進める中で、キャッシュレスサービスの準備を着々と進めていました。 グループ独自の電子マネーnanacoの前例もあり、グループ内の系列店で利用可能な新たなキャッシュレスサービスとして誕生した7payにも、大きな期待が掛けられていたことは容易に想像できます。

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おにぎりの無料配布などを行った

同社が7payに掛ける期待は並々ならぬものでした。 既に他チェーンでは「paypay」や「LINEPAY」などのサービスが利用可能となっていたため、現金還元のあるキャッシュレスサービスの利用によって顧客離れが進むことを恐れていました。 7月1日のサービス開始に合わせ、利用者を増やすためにセブンイレブン店舗では大々的なキャンペーンを展開しました。その中で7pay登録者にはおにぎりを1個無料でプレゼントするサービスも展開していました。

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