もくじ
WHOパンデミックの可能性を指摘
1分でわかるニュースの要点
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WHOがやっとパンデミックの可能性に言及
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テドロスアダノム事務局長の中国寄りの姿勢に批判
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今後のWHOの出方に注目
政府が大規模イベント自粛を要請。新型コロナウイルス感染拡大阻止へ一般参賀も中止に。新型コロナウイルスの問題で政府が大規模イベントの自粛を呼びかけています。政府専門家会議において2月下旬から3月上旬までの2週間が拡大か収束かの瀬戸際との結果が出たことによるものです。この発表を受けスポーツ界やエンタメ界では次々とイベントの中止や延期が発表されています。企業ではテレワークなどを積極的に導入し拡散防止に努めているところです。今回は新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた大規模イベントの自粛に切り込みます。
各国に警戒を要請
2月27日WHOのテドロスアダノム事務局長は新型コロナウィルスの感染拡大についてパンデミック(世界的流行)の可能性があるとして各国に警戒を要請しました。 テドロス事務局長は欧州イタリアにおける感染拡大を驚きを持って受け止めており、他の多くの先進国でもこうしたことが起こりえるとしています。
イタリアで新型コロナウイルスの感染が急速に拡大。日本と比べ迅速な対応が目立つ。新型コロナウィルスの感染拡大が中国を中心に地球規模で拡大しつつありますが、韓国や日本などのアジア以外ではイタリアにおける感染者増加が特徴的です。これには近年の中国とイタリアの関係深化によるイタリアへの中国人観光客の増加が影響していると考えられます。イタリアの感染防止対策は非常にスピード感があるように伺われ、日本もお手本にしたいところです。今回はイタリアにおける新型コロナウイルスの感染拡大の状況やその対応に迫ります。
南極を除く全ての大陸に新型コロナウイルスが上陸
新型コロナウィルスの感染についてこれまで感染が報告されていなかったアフリカ大陸でもアルジェリアとエジプトで感染者が報告されました。 また2月26日に南米大陸のブラジルでも感染が発生したことから、中国武漢市で起こった新型コロナウィルスの感染は南極大陸を除く地球上の全ての大陸に拡大しています。
初動の対応に批判が集まるWHO
新型コロナウィルスに関する初動対応についてWHOのテドロスアダノム事務局長に対する批判が高まっています。