もくじ
東京オリンピックが中止になることはあるのか?
新型コロナウィルスの感染拡大と東京オリンピック
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開催中止決定の時期は遅くとも五月下旬
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過去中止されたオリンピックの中止の原因は戦争
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中止の場合の日本経済への影響は深刻
新型コロナウイルスによる肺炎拡大で東京オリンピック・パラリンピックは予定通り開催できるか?【元厚労相・前東京都知事 舛添要一氏手記】【元厚労相・前東京都知事 舛添要一氏手記】東京五輪までもう半年を切った。私も都知事として準備に携わったが、その過程で様々な問題が生じ、それを一つ一つ克服していった。たとえば、東京都外の既存の競技施設活用、新国立競技場の設計変更、五輪エンブレムの盗作問題などである。たいへんな苦労をしたが、国民が合意し、財源が確保できれば何とかなった。しかし、今の人間の力では対応の仕様がないのが、自然災害と感染症である。
WHOマイケル・ライアン氏の見解
新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中、2020年に東京で開催されるオリンピックの動向も問題視されています。 開催を中止するかどうかは慎重な判断が求められますが、WHOで緊急事態対応の統括を務めるマイケル・ライアン氏は、オリンピックの開催について判断する立場でないことを明確にしました。 これを受けてIOCの東京大会調整委員長を務めるジョン・コーツ氏は、WHOから中止や延期の要請を受けていないことから、開催に前向きであることを示しています。
WHOテドロス事務局長に批判の声。中国との関係の指摘や辞任を求める活動も。新型コロナウイルスの猛威が地球規模で拡散しようとしています。WHOの度重なる対策への不満があり、とりわけテドロス事務局長に批判の声が集まっているのが現状です。ついには辞任を要望する署名活動もはじまりました。なぜWHOテドロス事務局長は世界規模で拡散している状況を無視してまで中国を擁護するのでしょうか。今回は批判が高まるWHOテドロス事務局長に迫ります。
遅くとも5月下旬までに開催の可否を決定
東京オリンピックは、2020年7月24日から8月9日までを予定していますが、遅くても5月下旬に開催の可否が決定される見込みです。オリンピックの開催可否は慎重な判断が求められますが、かつて3回中止された大会があります。中止された大会と、理由は下記をご覧ください。 その理由はいずれも戦争による中止の決定でした。
過去に中止となったオリンピック
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1916年:ベルリンオリンピック(第一次世界大戦)
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1940年:東京オリンピック(日中戦争)
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1944年:ロンドンオリンピック(第二次世界大戦)
新型コロナウイルスによる肺炎拡大で東京オリンピック・パラリンピックは予定通り開催できるか?【元厚労相・前東京都知事 舛添要一氏手記】【元厚労相・前東京都知事 舛添要一氏手記】東京五輪までもう半年を切った。私も都知事として準備に携わったが、その過程で様々な問題が生じ、それを一つ一つ克服していった。たとえば、東京都外の既存の競技施設活用、新国立競技場の設計変更、五輪エンブレムの盗作問題などである。たいへんな苦労をしたが、国民が合意し、財源が確保できれば何とかなった。しかし、今の人間の力では対応の仕様がないのが、自然災害と感染症である。
開催されなかった場合に起こりうること
遅くても5月の下旬には開催の判断が下されますが、オリンピックの開催が中止された場合どのようなデメリットがあるのでしょうか。 誰もが待ち望んでいるオリンピックですが、もし中止になった場合、日本経済は大きなダメージを受けることになります。
安倍首相が緊急事態宣言を可能とする法整備に動く。緊急事態宣言が出た際に起こりうる事とは?安倍首相が緊急事態宣言の発令を検討することをアナウンスしました。過去の例から緊急事態宣言が発令されれば、外出の自粛や休校、公共施設の利用制限が法律によって定められます。日本経済が委縮することが懸念されるだけでなく、人権の制限にあたる恐れも考えられます。いずれにしても1~2週間の感染拡大がポイントとなることはいうまでもありません。今回は新型コロナウィルス感染防止に動く安倍首相に迫ります。