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テレ朝「10万円でできるかな」の宝くじ企画にやらせ報道。「消えた天才」も倫理違反か。

もくじ

テレ朝の「10万円でできるかな」の宝くじ企画にやらせ疑惑

1分でわかるニュースの要点

  • 人気番組「10万円でできるかな」に衝撃のやらせ疑惑
  • 「消えた天才」など相次ぐやらせ報道と番組打ち切り
  • やらせと演出の線引きの難しさ

人気タレントを擁したバラエティ番組「10万円でできるかな」でやらせ疑惑がありました。 テレビ局はやらせ自体は否定していますが、近年この手の演出過多と思われるやらせ疑惑がたびたび報道されています。 娯楽としてのテレビの衰退に焦りの見える企画サイドが、やらせと演出の境目を危うくしていると思われます。

10万円を元手に宝くじを購入する企画

朝日テレビの「10万円でできるかな」は人気芸人のサンドイッチマンとバラエティでの活躍が光るジャニーズアイドル・Kis-My-Ft2がメインの、ゴールデン帯に放映されているバラエティ番組です。 10万円を元手にして空き家をDIYをしたり宝くじを買ったりして、元が取れるかどこまでできるのかを一喜一憂しながら真剣に取り組んでいく姿が見どころとなっています。 つい最近では年末ジャンボ宝くじの購入チャレンジにおいて、番組過去最多5本の10万円の当たりくじを引き当て大いに盛り上がっていました。

実際には10万円を超える金額が使われたか?

今回この番組でやらせがあったのではないかということが一部週刊誌で報道されました。 スクラッチ宝くじ企画において10万円以上の宝くじを購入し、途中までスタッフが削った当たりの確立が高そうなくじをストックするなどの演出がされたのではないかとの内容です。 ちなみに10万円以上の宝くじを購入したことについては番組側は認めています。

テレビ朝日はやらせは否定も謝罪

テレビ朝日はこれに対してやらせは否定しています。 10万円以上の宝くじを購入したことは事実としながらスクラッチを削る前からあらかじめ当たりくじだけを選ぶことは不可能であり、当たりくじの傾向・対策の検証と番組の演出としてどうスクラッチを開けると効果的かなどの検証のため、事前に購入したスクラッチが残っていたことが10万円以上となったのが理由だとのことです。 また謝罪に関しては以前深夜帯の放映時間だった際の企画についてですが、天候不順で発育不良だった作物の代わりに他で購入したものを撮影に差し替えて放送したことを、行き過ぎた演出だったと陳謝しています。

たびたび報道されるテレビ業界のやらせと演出

ここ一年でもやらせの発覚が原因となり、打ち切りとなった番組がたびたび報道されています。 テレビ業界はそこまでしなければ視聴者を捉えていけなくなっているのでしょうか。 モラルよりも番組の盛り上がりを優先してしまった結果がどうなったのかに迫ります。

テレビ朝日は「スーパーJチャンネル」でもやらせ報道

テレビ朝日のニュース番組「スーパーJチャンネル」においても2019年10月にやらせ報道があり、不適切な演出だったと謝罪しています。 2019年3月に放映されたスーパーマーケットに来る一般客へのインタビュー企画で、シリーズ第5弾となっていました。 買い物客として登場した人などが実は担当ディレクターの知人であり初対面を装って登場していたものです。

他局ではTBSの「消えた天才」と「クレイジージャーニー」など

他局のTBSでも昨年不適切な演出が問題になった末、放映打ち切りとなった番組があります。 「消えた天才」では野球の試合の中で投球シーンの映像を早回しすることで実際よりも急速が早く見えるという加工を行い、「クレイジージャーニー」では珍しい生物を探して捕獲する企画の中で一部事前に準備していた生物をまさに今捕らえたように撮影されました。 両番組ともに打ち切りとなったのは、今回の件が発覚したため視聴者からの信頼が薄れこの後に続く企画への信ぴょう性にかけるようになったことが原因と言えます。

やらせと演出の線引きは?

現在ネット番組やYouTubeなど娯楽は多様化していてテレビ番組は以前よりも苦戦しています。 視聴者を惹きつけるためにドラマティックにしてみたり煽ることで刺激を高めたりなどの演出は番組作りには必要だとは思われますが、そこにやらせという嘘が混入すると、影響力があるテレビという媒体で嘘を世間に流すことになり多くの人々や当事者は不利益を被ることになります。 より一層報道倫理に対してテレビ局各社は気を使う必要があると言えるでしょう。

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