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テイクアウトを始め売上回復を狙う飲食店。容器不足や食中毒を懸念する声も。

 

もくじ

新型コロナの影響でテイクアウトを始める飲食店が増加

1分で分かるニュースの要点

  • 来店客減でテイクアウトを始める飲食店
  • 酒類のテイクアウトが可能に
  • テイクアウトで心配される食中毒

営業時間短縮の要請が飲食店に直撃

政府や自治体からの営業時間短縮の要請が飲食店を直撃しています。最も稼ぎの大きい時間帯に店を閉めなくてはいけないのは大打撃です。 都道府県では休業要請に応じた飲食店に対して協力金等を支給していますが、営業を継続するためには支給額が足りずテイクアウトを始める飲食店が増えています。

これまでテイクアウトを行っていなかった飲食店も参入

テイクアウトを始める飲食店は少しずつ増加しています。 飲食店経営者団体の調査では加盟する事業者の内テイクアウトを行っていると答えたのは全体の51%で、準備を進めているは12.5%、検討中が19.6%と多くの飲食店がテイクアウトの導入を進めています。

少しでも売り上げを回復させたい飲食店

家賃や従業員の給与の支払いが滞り閉店を余儀なくされる飲食店も少なくありません。そんな中少しでも売り上げを回復させたい飲食店では、店頭にテイクアウトをアピールするPOPを出したり、テイクアウトを利用した客に割引サービスをするなど様々な取り組みを始めています。

家賃や従業員の給料など少しでも売り上げを出したい飲食店

政府は家賃の猶予制度を創設したり雇用調整助成金の改正を行い、飲食店に対して様々な支援を行っていますが実際に現金が手に入るまでにはかなりの時間を要しています。 そこで少しでも売り上げを出したい飲食店では、店頭前にPOPを飾り店舗専用のLineなどのアカウントを表示しています。また事前注文を訴求する店舗では初期費用の掛からない決済アプリを利用して、客の利便性を高めるサービスを始めています。

酒類のテイクアウトも一時的に可能に

営業時間の短縮で一番ダメージを受けているのが、酒類を提供し深夜営業をしていた飲食店です。そこで政府は一般の酒類小売業免許とは別に新たに期限付き酒類小売業免許を設け、6ヶ月間限定で酒のテイクアウトを認める措置を取っています。 酒類は利益率が高いためテイクアウトで多少値引きしても儲けにつながるため、厳選した日本酒や焼酎を提供する居酒屋や小料理店が増えています。

新規参入した飲食店に起こりうるリスク

飲食店の料理の中にはテイクアウトに向かない料理もあり、中には食中毒の危険があるものも含まれています。飲食店の従業員は高度な衛生管理を教育されていますが、それでも慣れないテイクアウトでは食中毒のリスクは高まります。また容器などが不足しないよう在庫管理のノウハウも必要となります。

慣れないテイクアウトで食中毒などを起こす可能性

気温が高い季節でのテイクアウトで最も気を付けなくてはいけないのが食中毒です。これから気温はグングン上がることが予想され、テイクアウトのノウハウがない飲食店では食中毒を起こす可能性は高いといえます。 食中毒を起こす菌の中には100度で熱しても耐えるものもあり、特にカレーやシチュー、ピラフなどは危険といわれており、調理後に冷ましてから提供するなどの工夫が必要となります。

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