小中学校の臨時休校の影響で給食業者が苦境に。自治体による補償の可能性は？

Twitterでは給食業者の余った牛乳を購入するようお願いするツイートが多く見られます。牛乳はそこまで長く日持ちしないため、販売できないと破棄せざるを得ません。 給食業者の牛乳であれば通常の小売店で牛乳を購入するよりも安く買えるため、給食業者での購入を促す人が多くなっています。 給食業者から牛乳を買えば給食業者の支援にもつながるので、近くに給食業者の工場がある場合は安く購入できるかチェックされることをおすすめします。

茨城県の納豆販売業者は給食用の納豆を破棄せずに、無料で配布することを決定しました。納豆を捨てるにしても勿体ないので無料で配布することを決めたとのことです。 納豆は一度パック詰めしてしまうと長期間保存することが難しいです。次の給食再開までそのままにしておくわけにもいかず、無料配布という措置にでました。 業者側としては本来利益を得られるはずであった納豆を無料配布することは、本来は避けたいところです。ただ今回のコロナウィルスによる休校措置は業者側にとっても想定外の出来事であり、厳しい対応を行わざるを得ない状況です。

学校の休校措置がとられたことで子供たちは基本的に家の中で待機することになります。学校にいれば栄養バランスの整った給食を食べることができていましたが、共働きの家庭の場合は子供たちが家でインスタント食品やお菓子類を多く食べてしまう可能性があります。 結果的に栄養バランスに偏りが生じてしまい、ウィルスに対する抵抗力が世待ってしまうかもしれません。家庭で子供たちがバランスのよい食事をとれることが一番理想ですが、なかなか難しい家庭も多いのが実情です。 学校の休校措置が終了した後にすぐに栄養バランスが整った給食が再開できるよう、自治体・政府には迅速な支援措置を行うことが求めれます。