新型コロナウイルスによる買い溜めは海外でも
1分でわかるニュースの要点
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外出制限により買い溜め行動に
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日本では転売の法的措置が開始
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需要と供給のバランスが崩れ買い物にも支障が
外出制限がかかったフランスでは多くの買い溜め
フランスでは新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、3月17日から外出制限を行うことを発表しました。この外出制限は、日用品や食料品など最低限の買い物や、在宅勤務が不可能な人を除き実施され、違反した場合には罰金が科されます。 そのため、フランスでは多くの買い溜め行動が起こっています。この外出制限は現地時間の3月17日から最低でも15日間実施される見込みです。
ニューヨークなどでも購入に制限
新型コロナウィルスの影響により、外出制限がかけられる地域がある中、日本でもトイレットペーパーや米などを買い占める動きがありました。 カリフォルニア州でも日用品が品薄になり、販売を制限する動きも出てきています。ニューヨークでも食料品の他、ドラッグストアで買い溜めが起こっており、混乱を回避すべく購入に制限をかける店も出てきています。
日本でも一部転売屋による買い占めが問題に
新型コロナウィルスの予防のひとつとしてマスクが有効であることから、マスクの需要が高まり、一部転売屋による買い占めが問題になりました。 マスクを買い占め高額で転売する行為に非難が集中しています。
日本では法的規制が始まる
高額な値段で転売される状況を見て、政府は国民生活安定緊急措置法の一部を改正することを閣議決定しました。これにより、違反した場合は罰金が科せられることになります。 3月15日から施行されましたが、マスクの高額転売はなくなったものの、まだ店舗に流通するには至っていません。政府は近く備蓄していたマスクを放出することも発表しています。
世界的に需要と供給のバランスが崩れる可能性
今回の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、マスクの需要が高まるとともに、生活に対して不安を感じ、買い溜めの行動が各地で頻発しています。 これにより、需要と供給のバランスが崩れ、マスクの高額転売など法律の規制が強いられる事態に陥りましが。今後も日用品に限らず、必要なものが買えない状態になることが考えられます。
新型コロナウイルス終息が見えぬ中混乱はいつまで続くか?
2020年2月28日に安倍首相が全国の小中学校に対しての休校要請をしてから早くも2週間が経過しました。休校の解除が行われぬまま春休みに突入します。 マスクやトイレットペーパーなど、必要なものが買えない状況が続き、日常生活に支障をきたしている人もいる中終息が見えません。買い溜め行動などの混乱はいつまで続くのでしょうか。