もくじ
新型コロナウィルスの影響でマスクが品薄に
ニュースの要点
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中国人などによる大量買いでマスクが品薄に
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マスクの高額転売、中国で巨額な罰金も
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マスクなしでも手洗いで予防はできる
フィリピンで新型肺炎による中国国外初の死者。新型コロナウイルスが猛威を振るう。中国の武漢市から発症、流行した新型コロナウイルスに感染した中国人男性がフィリピンを訪れており、先日肺炎を発症し死亡しました。フィリピン保健省(DOH)が2月2日に発表したところによると、男性は中国の武漢市からフィリピンに入国しており、中国人男性ではありますが中国国外での患者の死亡は初となりました。
新型コロナウィルス予防にマスクを買い求める人々が急増
新型コロナウィルスによる感染拡大で日本でも予防のためにマスクを購入する人が急速に増えていて、ドラッグスタアなどでマスクを入手するのが困難な状態となっています。まだ中国ほどの感染拡大が見られない日本でマスクがなぜ品薄となっているのでしょうか。
ドラッグストアなどでマスクの買い占めなどが起きる
日本でも新型コロナウイルスの感染拡大でドラッグストアやスーパーなどでマスクが品薄になり、手に入りにくくなっています。 店頭には売り切れなどの表示が目立ち、在庫があっても一人1箱などと販売個数を制限している店舗も多くなっています。また営業開始時間には長蛇の列ができていて開店後すぐに売り切れとなる店もあります。 ドラッグストアなどを数軒回ったが手に入らないといった声も聞かれ、新型コロナウィルスだけでなく花粉症への備えも必要な時期だけに不安が広がっているようです。
日本人だけでなく来日した中国人による買い占めも
マスクが品薄になっているのは日本人だけでなく、中国人による大量買いなどが増えているためのようです。 中国ではマスクをしないと外出できないという事態になっているため、日本の知人にマスクの送付を依頼してくるケースや旅行で来日した中国人が大量に購入して中国の家族に送るケースが多いようです。 また中国でのマスク不足に対して日本企業の中国の支社などが本社にマスクの手配を依頼してきたり、日本の企業や自治体が援助物資として中国へマスクを送る動きが相次いでいることもあるようです。