もくじ
大阪の小学生が同級生から多額の現金を搾取か。いじめ防止対策推進法に基づいて市が調査へ。
大阪の小学校で多額の金銭を要求するいじめが
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被害額は10万円超、加害者の保護者の相談で発覚
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いじめにより自殺に追い込まれる生徒も
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いじめの解決方法はあるのか
東須磨小学校教諭による後輩教諭のいじめ事件が発生。給食のカレーが中止になる余波も本来子供達を教育し、「いじめ」を無くしていく努力をすべき人々が同僚の教師に対していじめを繰り返していた事件。いじめの事実もさることながら、いじめがここまで発覚しなかった小学校の体制の問題も問われます。今後の事件の動向に注目していく必要があります。
大阪小6の女児を栃木県で保護。伊藤仁士容疑者を誘拐の容疑で逮捕。11月17日午前に大阪府住吉区で行方が分からなくなっていた小学校6年生の少女が、23日に栃木県小山市の交番で保護されました。大阪府警は女児誘拐の疑いで栃木県小山市犬塚に住む、自称派遣会社員伊藤仁士容疑者(35)を未成年誘拐の疑いで逮捕しました。栃木県警は自宅から出てきた伊藤仁士容疑者を任意同行し、伊藤仁士容疑者と一緒にいた別の少女1人(15)も保護しました。
複数回にわたり約10万円を搾取
大阪府守口市立小学校によると加害者の男子児童が児童にしては多額の現金を持ち合わせていることを不審に思った保護者が学校側に相談、調査の結果被害男子児童に繰り返し金銭を要求していたことが分かりました。 地元メディアの取材によるといじめは2019年5月頃から7月まで起きていた模様で、被害男子児童は家から現金を無断で持ち出し加害児童達に渡していました。
加害児童親からの相談で発覚
加害者の男子児童が多額の現金を持っていることに不信を抱いた保護者が学校に相談、学校が加害少年に聞き取りしたところいじめを行っていたことを認めました。 学校の報告により市の教育委員会も調査に乗り出し、「いじめ防止対策推進法」に基づく重大な事案として第三者委員会を設置し調査しています。
市は第三者委員会を設置し調査へ
市の教育委員会は学識経験者らで組織する第三者委員会を設置して調査を進める方針で、いじめの実態について調べを進めています。 同委員会によると被害者の男子児童は放課後や夏休み中に市内のショッピングモールなどに呼び出され、加害者男子児童7人から金銭を要求されていました。金銭目的のいじめは計14回に渡って行われ、1人2千円から数万円を要求し被害額は10万円超にのぼっています。