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寝屋川監禁事件で長女を監禁し凍死させた両親に懲役13年。許されざる犯罪も疾患を持つ家族と社会の温度差。

もくじ

寝屋川監禁事件で両親に懲役13年

1分でわかるニュースの要点

  • 娘を死亡させた事件で両親が懲役13年となった
  • 娘には精神疾患があり、10年間監禁されていた
  • 精神障害患者と家族の関係が社会的問題にも

精神疾患のあった長女を監禁し凍死させた柿元泰孝被告と柿元由加里被告

事件が発覚したのは2017年12月23日のことです。当時大阪府寝屋川市に住んでいた柿元泰孝被告と柿元由加里被告が、長女が凍死していると自首して明るみに出ました。 長女は自宅敷地内のプレハブ小屋で、10年以上も監禁されていたとのことです。長女は統合失調症で暴れることもあったことから、家族への危害を防ぐために隔離されていたようです。

療養目的と弁護側は反論も認められず

長女は15歳の時に統合失調症を患い、自傷行為や家族に暴力をふることも多かったようです。長女が発作的に全裸で外に出ることや、外部の音に著しく反応することから、両親は彼女をプレハブ小屋に隔離したと供述しています。 弁護側は裁判で長女の監禁について、本人の希望に沿った療養目的だったと無罪を主張しました。裁判所は弁護側の主張を受け入れず、検察の求刑通り有罪の判決を下しました。

疾患を持った家族に対する接し方は社会問題に

精神疾患に対する社会的認識が不足していることから、身内に精神疾患を持つ家族にはかなりの負担がかかっています。その結果、寝屋川監禁事件のように患者と家族に深刻な問題が発生することもあります。非人道的扱いは許されることではありませんが、病院や施設などの現場ではどんな問題があるのでしょうか。

病院や施設の受け入れ態勢

統合失調症と一口に言っても症状は人それぞれでで、一般生活が可能な方から、入院を必要とする方まで様々です。精神疾患治療の全体的な傾向としては、現在は長期入院よりも外来通院が多いようです。 病院や施設で受け入れが行われない分の負担は、すべて家族にかかることになります。個人差はありますが、基本的に精神疾患患者には常時注意を払う必要があるため、それが家族のストレスや重荷となってしまいます。

非人道的な監禁を擁護はできず

身内に精神疾患患者のいる家族は、常にストレスに晒されています。時には患者から暴力をふるわれることもあるにも関わらず、止める手段もありません。 しかしそういった事情があったとしても、患者は生きた人間です。寝屋川監禁事件のように、監禁して監視下に置くなどの非人道的な行為は許されることではありません。

次なる被害者を出さないために

現在の日本における、精神疾患患者とその家族のサポート体制は、いまだに充分とは言えません。法的、社会的支援はもちろんですが、もっとも重要なのは周囲の人々の理解です。 精神疾患にはまだまだ偏見の目がつきまとっています。社会全体が今より精神疾患を理解するようになれば、患者本人も家族も多くの人が救われることになります。次の犠牲者を出さないためには、周囲の理解がもっとも大事です。

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