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ドクター差別こと兼松信之はなぜ女性専用車両に乗車する?彼の思想から痴漢問題や差別問題を考察。

 

もくじ

1分でわかるドクター差別(兼松信之)

ドクター差別こと兼松信之は差別反対運動家

  • 女性専用車両に乗り続ける兼松信之
  • 電鉄会社は男性差別を助長していると主張
  • 痴漢を減らす有効な対策を考える

飛び乗った電車が、たまたま女性専用車両だったことで気まずい思いをした男性は少なくありません。そんな中、あえて女性専用車両に乗り続ける人物がいます。 「ドクター差別」こと兼松信之です。彼は女性専用車両に男性が乗ることは違法ではなく、むしろ男性への任意の協力のもとに成り立っている制度だと主張しています。

ドクター差別(兼松信之)とは何者?

(画像:Unsplash

差別ネットワーク代表の兼松信之は、女性専用車両に乗り続けることでトラブルを誘発します。そして彼自身の正当性を主張する為に、録画・録音で証拠を残しています。 乗客や電鉄職員が、強引にほかの車両に移るよう求めても、法律で強制されているわけではないと主張して譲りません。では、彼の行動を見ていきましょう。

兼松信之

兼松信之氏は1952年生まれです。上智大学経済学部を卒業後に外資系の金融機関で働いたのち、民社党や民進党などの政党や青年自由党という政治団体で15年間勤めています。 1998年に彼は「働き盛りの会」というNPOを立ち上げます。2003年にはNPO法人認証も受けていますが、その3年後に法人を解散して再びNPOに戻ります。 2008年からは団体名を「差別ネットワーク」に名前を変えて、男性差別問題を中心に活動しています。

あえて男性複数人で女性専用車両に乗車する

兼松氏は「女性専用車は法律上も契約上も誰でも乗れます」というお揃いのロゴ入りシャツを着て、仲間と一緒に電鉄各社の路線を行き来しています。 乗車している女性からは注意を受けたり、白い目で見られるのは当然ですが、駆け付けた電鉄職員から他の車両への移動を求められても移ろうとはしません。 そして、駆け付けた電鉄職員には決まって「男性は女性専用車両に乗れるのか、それとも乗れないのか」と詰め寄ります。

度々トラブルとなり電車の遅延などを起こしている

電鉄職員の多くは「男性は女性専用車両には乗れません」「ほかのお客様の迷惑なので、早く移動してください」と繰り返します。「男性は女性専用車両に乗れます」との返答を求めている兼松氏は、頑なに動こうとはしません。 東急東横線で女性客とトラブルになった時には、間に入った電鉄職員との間で、この押し問答が延々と続き、電車は14分間も駅から離れられなくなりました。 ダイヤは大きく乱れ、大勢の通勤客が迷惑しました。

ドクター差別(兼松信之)の主張や思想

(画像:Unsplash

彼は電鉄会社が男性の女性専用車両への乗車を禁止しているような運用をしていることから、勘違いした女性や電鉄職員が、乗車している男性を注意したり、時には暴言を吐いて詰め寄ってくると主張します。 つまり、電鉄会社の女性専用車両における運営方針が、結果的には男性差別に繋がっているとの考え方です。彼の考えや電鉄会社の対応について見ていきましょう。

男性の女性専用車両への乗車を禁止するのは違憲

彼は、「女性専用車両」が日本国憲法第14条にある「法の下の平等」に違反していると主張しています。 そして、最高法規の日本国憲法を踏まえて裁判所も、国交省も、そして電鉄各社も「女性専用車両には男性も乗れる」という見解で一致しているとも述べています。 「女性専用車両」「Women Only」などと書かれたステッカーがいたるところに貼ってあること自体が、おかしなことだと考えています。

女性専用車両は痴漢対策になっていない

1988年大阪地下鉄・御堂筋線の車内で強姦事件が発生しました。その影響もあり、女性専用車両は2001年に京王電鉄で初めて導入されます。その後は首都圏と関西圏を中心に一気に広がりました。 しかし「女性専用車両は痴漢対策になっていない」というのが、兼松氏の主張です。 痴漢被害を回避する目的もないのに専用車両に乗ている女性が多数いるために、他の車両が混んで、「冤罪」や「痴漢でっち上げ」まで発生していると指摘しています。

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