もくじ
1分でわかるメビアンの法則
矛盾したメッセージに対して聞き手がどの情報を優先するか
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アルバート・メラビアン提唱の聞き手の情報判断の基準
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一般討論や会話等のすべてのケースには当てはまらない
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「内容より見た目やテクニックが重要」と誤った解釈も
テレワークで活躍するSkype活用術。画面共有などで会議を円滑に。【爆速解説】新型コロナの影響を受け、テレワークを導入する企業が増えてきました。そこで役立つのがSkypeです。今回は電話だけでなく画面共有もできるSkypeについて、インストールの方法から便利な活用術まで詳しく解説します。ぜひこれを機にSkypeを使いこなしましょう。
メビアンの法則とは
メラビアンの法則とは、同時に発せられた言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションに矛盾が見られる場合に、「聞き手はなにを見て信用すべきか判断するか」を明らかにした研究です。 人は話し相手に疑問を持つと、言動よりも音声や見た目で判断すると論じています。
アルバート・メラビアンにより提唱
メラビアンの法則は、アメリカにあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授アルバート・メラビアンが発見・提唱した研究です。 1971年に発表された同研究は、2020年現在もさまざまな自己啓発書、ビジネス講演会、営業セミナーにて引用されています。
「7-38-55ルール」「3Vの法則」
メラビアンの法則とセットで聞かれる「7-38-55ルール」とは、メッセージを受け取った聞き手が相手に矛盾を感じたとき、言語・聴覚・視覚のどれを優先して信頼するかの割合を指します。 人は相手に疑問を持つと、言語情報をわずか7%しか信用しません。実際には声のトーンや口調などの聴覚情報38%、態度や外見などの視覚情報55%の割合で、信頼に値するか判断材料にします。 また、言語・聴覚・視覚をそれぞれ「Verbar」「Vocal」「Visual」と英字表記にし、それぞれの頭文字Vを取った「3Vの法則」と呼ばれることもあります。