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買い占めをする人々の心理の3つのパターン。小池知事の外出自粛要請で買い占め加速か。

もくじ

買い占めを行う人々の心理

1分でわかるニュースの要点

  • なぜ人はトイレットペーパーに群がるのか
  • 店頭に商品がなくなる
  • 必要な人の手に渡らない

店頭から一時消えたトイレットペーパーを見てみなさんはどう思ったでしょうか? 他にもマスクや食料品も供給量以上の買い占め行動によって店頭から続々なくなっています。 安心感のために必要以上に買い込む行動のため、本当に必要な人の手に渡らないというジレンマが生じています。

マスクの買い占め

前から歩いて来るすれ違う大多数の人がみなマスクをしているという異様な光景がもはや日常となりました。 しかし今やマスクは「1人一個まで」「混乱を避けるため開店時からの販売はしません」などの貼り紙もされて熾烈な争奪戦となり、つい最近まではスーパーやドラックストア・コンビニ・ネット通販などでさまざまな種類が豊富に売られていて身近だったものが一気に入手が困難な商品となっています。 今までは必要としていなかった人までがマスクを求めて入荷情報を調べて買っていき、中には見つけた時点で買い占めるという行動が加速してこの状況が生まれたと言えます。

トイレットペーパーの買い占め

トイレットペーパーも一時店頭から姿を消しました。 日本国内の消費量の98%が国内生産なのにも関わらず、原料・製造が中国だというデマが流れ買い占めが起きて品薄となり、消費者に理解を求めるために日本家庭紙工業会から「トイレットペーパー、ティッシュペーパーの供給力、在庫は充分にあります」との異例の発表がありました。 普通の消費スピードであれば問題なく生産が出来ている商品であっても、大量に買ってストックしておこうという人たちが増加したため供給スピードが間に合わなくなったことがこの現象を引き起こしたのです。

食料品の買い占め

マスク・トイレットペーパーに続いて食料品にもこの買い占めの流れが起きています。 東京での新型コロナウィルス感染者の増加を受けて3月25日に小池都知事が週末の外出自粛を要請するや否や、「食べるものがなくなったらどうしよう」という生きていくための根源ともいえる不安に駆られた人々は都内のスーパーに押し寄せ長蛇の列をなしました。 食料品についても「安定的な供給体制には問題がない」と政府は冷静な行動を促す発言をしてはいるものの、万が一のためという人の行動は止まらず保存の効く乾麺類・冷凍食品・レトルト食品などが集中的に購入されている模様です。

買い占めの心理の3つのパターン

あなたは買い占めに走る人に対して苛立ちを感じるでしょうか?それとも共感するでしょうか? どんな心理が働いてそういった行動に移るのかを紐解きます。

転売

非常事態に自らのために買い込む人たちの他、この騒動に乗じた転売を生業とする人たちも現れました。 品薄になるにつれてニーズも増して多少高額でも買いたいと言う消費者マインドが働いたことにつけこみ、手に入る時点で上手く仕入れて売り捌くという手口が目に余る程でした。 政府はこの対策として緊急に閣議決定を行い、3月15日以降は購入した価格以上でマスクを転売することを禁止し加熱する市場に待ったをかけました。

安心感、充実感を抱きたい

必要量を買うという通常のショッピングとは異なり、「確保しておきたい」というのは精神的に足りないものを充足したいと思いからなる行動です。 供給量に問題ないと言われても実際に目の前に商品がないとなると信頼できず、とりあえず買えるなら買えるだけ欲しい・家に置いておきたいなど先行き不透明な見通しから一旦安心感を得たいがために人は買い占めという行動を選んでしまうのです。

単価が安く生活必需品な為無駄にせず買い占めが容易

今回に限らず東日本大震災などの自然災害であったり、古くはオイルショック時の映像でも目にしたような非常時にトイレットペーパーを買い込む人が大勢出るという光景は良く見られます。 品薄になるかもしれないというデマによるせいもありますが、特にトイレットペーパーは単価が安い・腐らない・生活必需品であるという買いやすい条件が揃っているからとも言えます。

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