もくじ
K-1開催に賛否両論
1分でわかるニュースの要点
-
格闘技イベントK-1が22日に開催された
-
新型コロナの影響で世界的にイベントは自粛されている
-
K-1運営だけでなく日本政府や埼玉県へも賛否両論
政府が学校の一斉休校を4月に解除へ。まだ終息しきっていない現段階での解除に是非。安倍晋三首相は2020年3月20日原則として小中高学校の一斉休校を4月に解除する方針を示しました。一斉休校は3月2日から春休みまでを目処に全国的に実施されています。今回の方針は新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で明かされました。感染拡大は世界的に見ても終息していないことから、一斉休校の解除やイベント自粛の解禁について賛否両論が起きています。今回は解除された一斉休校の是非に迫ります。
自粛によるエンタメ業界の損失は450億程度。今後の対策が業界存続の鍵になるか?エンタメ業界はライブ・イベントの自粛に伴う損失額を発表し、窮状を訴えています。終息まで思いのほか長期化している現在、関連倒産の続出の怖れも現実的となっています。これ以上の経済活動減退阻止のためにも今後の政府の方針には画期的な打開策が望まれます。
K-1開催に対し政府と埼玉県は自粛を求めていた
22に開催されたK-1イベントは、日本政府と埼玉県によって繰り返し自粛を求められていました。K-1実行委員会は万全の感染対策を強調していますが、クラスター感染の危険性が指摘されています。
政府が大規模イベント自粛を要請。新型コロナウイルス感染拡大阻止へ一般参賀も中止に。新型コロナウイルスの問題で政府が大規模イベントの自粛を呼びかけています。政府専門家会議において2月下旬から3月上旬までの2週間が拡大か収束かの瀬戸際との結果が出たことによるものです。この発表を受けスポーツ界やエンタメ界では次々とイベントの中止や延期が発表されています。企業ではテレワークなどを積極的に導入し拡散防止に努めているところです。今回は新型コロナウイルス感染拡大阻止に向けた大規模イベントの自粛に切り込みます。
自粛要請には従わず6500人規模で開催
3月22日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナにて、かねてから予定されていたK1 WORLD GPが開催されました。2019年には1万人以上集まりましたが、今回は約6500人が来場したとのことです。 西村康稔経済再生担当相と大野元裕埼玉県知事は、イベントを自粛するように繰り返し要請してきましたが、K-1実行委員会は強行した形です。
クラスター(集団感染)の危険性も
新型コロナウイルスは感染者のくしゃみや咳による飛沫感染、だ液に触れた手指で目や傷に触る接触感染で広がるとされています。さらに閉鎖空間で大人数が感染することを、特にクラスター(集団感染)と言います。 日本では現在、このクラスター型のオーバーシュート(爆発的感染増加)を防ぐことが課題となっていますが、K-1イベントではクラスター発生の危険性が指摘されています。試合に興奮した観客の歓声から、他の観客に飛沫感染する可能性が高いためです。