上級国民の存在とは。飯塚幸三が逮捕されない本当の理由。

飯塚幸三氏が逮捕されないもうひとつ理由として推測されているのが、「証拠隠滅の恐れがないため」といわれています。 複数のメディアの報道では、飯塚幸三氏が事故の直後に取った行動が不自然であり、証拠隠滅を図ったのではないか、といわれています。 飯塚幸三氏は事故直後に息子へ自身のフェイスブックを削除するよう電話をしたり、ツイッターのツイートを全て削除したり、という疑惑を持たれるような行動を取っています。この他に事故に繋がる証拠を持っているのか、これからの警察の取り調べによって明らかになっていくでしょう。

今回の事故に類似した自動車事故は過去に何度も起きています。80代の女性ドライバーが起こした事故では事件発生直後に現行犯逮捕されています。 また、神戸市で起きた「市営バス・JR三ノ宮駅ガード下事故」では、20代の男性1人が死亡し、1人が心肺停止、6人が重軽傷を負いました。 この事故では、運転していた大野二巳雄容疑者（64歳）が停留所で乗客を降ろした後、バスを急発進させてしまったことが原因でした。大野二巳雄容疑者もすぐに逮捕されています。 このほかにも高齢者による事故で高齢者が過失運転致死傷罪で現行犯逮捕された事例もあり、高齢者であるから飯塚幸三が逮捕されなかったという説明が成立しないようにも思われます。

ニュース等で事件の報道がなされる際に通常であれば〜〜容疑者、〜〜被告と表記されるところが今回の事件では飯塚幸三院長と表記されるケースが多く、多くの国民が上級国民に対する忖度なのではないかと疑いの目を向けています。 真祖は定かではありませんが、事実としてそのような報道がなされているということは上級国民に対する忖度を疑わざるを得ません。

2020年2月6日に東京地検は飯塚幸三を在宅起訴としました。 2019年11月12日に飯塚幸三容疑者は書類送検されており、警視庁は起訴を求める「厳重処分」の意見を提出していました。 しかしなぜ在宅起訴なのか疑問の声が上がっています。 在宅起訴となるには軽微な犯罪であることや、逃亡の危険性、証拠隠滅の危険性がないことが条件とされていますが、少なくとも軽微な犯罪には今回の事件は該当しないように思われます。