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地面師事件のカミンスカス被告に懲役11年。積水ハウスの責任とクーデターの内幕。

もくじ

積水ハウスが約55億円の被害にあった地面師事件

1分で分かるニュースの要点

  • 積水ハウスへの詐欺グループの1人に懲役11年
  • 積水ハウスは約55億円を騙し取られる
  • 詐欺事件をきっかけに積水ハウスでは内乱勃発

主犯格のカミンスカス操被告

主犯格のカミンスカス操被告は積水ハウスが約55億円もの被害にあった「地面師」事件の主導者の1人と見られています。 取引の場では地主役に付き添い、偽物と発覚しないよう手立てを講じたとされ、少なくとも1億円の分け前を受け取ったとされています。 カミンスカス操被告は逮捕直前にフィリピンに逃亡していましたが、2019年1月にフィリピンで拘束されていました。

東京地裁での裁判で懲役11年の判決

6月10日、カミンスカス操被告は東京地検から14年の懲役を求刑されていましたが、東京地裁の判決によって懲役11年が言い渡されました。 東京地裁は当初、5月20日にカミンスカス操被告に対して判決を言い渡す予定でしたが、カミンスカス操被告が拘置所の中から裁判長宛に手紙を書いたことがきっかけとなり、延期となっていました。 通常、被告が裁判長に手紙を書いたとしても裁判が延期になることはないため、何か新しい証拠が手紙から発覚したのではないかという憶測もありました。 しかし、結局はカミンスカス操被告の有罪が決定した形になります。

積水ハウスを落とし込めた地面師集団

積水ハウスを落とし込めた地面師集団は五反田駅から徒歩3分という好立地の土地の売買を持ちかけました。 この持ちかけに対して阿部社長(当時)自ら現場に訪れるなどトップが積極的にこの契約を推し進めていました。

五反田の土地の売買を持ちかけた地面師集団

積水ハウスに対して地面師グループが取引を持ち掛けたのは五反田駅周辺に位置する元旅館「海喜館」でした。 旅館が廃業した後はその土地の地主でもある海老澤妃子さんがその旅館に住んでいました。 地面師グループは海老澤さんが入院中のタイミングを狙って、積水ハウスの社員に対して建物の内覧をさせるなどして、土地の所有者であることを信じ込ませたとされています。

会社トップまで介入した積水ハウス

この五反田の土地取引において積極的だったのが積水ハウスの阿部社長(当時)でした。 社長自ら現場を視察し、「ぜひやりたい」と営業部門に対して激を飛ばしたとされています。 この取引に際しては、地面師の土地の所有者役が干支や住所を間違えるなど怪しい点がありました。 しかしながら、社長の鶴の一声があったために、積水ハウスの社員はこうした怪しい点には目をつむり、契約をしてしまったとされています。

積水ハウスでは地面師事件をきっかけにクーデターも

こうした地面師事件の責任の所在を巡って積水ハウス内では権力闘争にまで発展し、2018年の取締役会において会長が解任されています。 また、2年後の2020年の株主総会においてその前会長が現経営陣の退任要求を行うなど、積水ハウス内部では内乱が続いています。

取締役会で起きた会長vs社長

積水ハウスでは約55億円をだまし取られたことに対する経営責任を巡って和田会長(当時)と阿部社長(当時)の間で対立が生じていました。 和田会長は地面師との取引を積極的に進めた阿部社長に対して退任を求めていましたが、逆に阿部社長の返り討ちに会い、和田会長の退任と阿部社長の解任就任が決定されています。 このように詐欺事件をきっかけに生じた権力闘争では阿部社長の勝利で一度は終わっています。

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