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ヒアリが青海埠頭で発見された。ヒアリのもたらす経済的被害は計り知れない。

もくじ

1分でわかるヒアリ

「ヒアリ」被害とその恐ろしさ

  • 「ヒアリ」は大変危険な生物
  • 人的な被害だけだなく、農業分野など経済的な影響も大
  • 「ヒアリ」の被害を予防することはある程度可能

東京青海埠頭でのニュースを皮切りに取り上げられるようになった「ヒアリ」という生き物は、すでにこれまでも日本の港でその存在が確認されており、多数の被害報告もあります。 「ヒアリ」とは刺されると火傷したような症状が出るうえ、酷い時には死亡することもあるとても危険な生き物です。日本に定着してしまうと家畜や生態系へ大きな影響が出るともいわれるため、予防が大切にです。

ヒアリに関するニュース

昨今度々テレビをにぎわしている「ヒアリ」という生き物をご存じでしょうか。「ヒアリ」とは外来生物であり刺されると稀にではありますが死に至ることもあるとても危険な生き物です。 そんな生き物がどうやって日本へ入ってくるのか、どれだけ上陸していてどのような被害が出ているのかを順を追って解説していきます。

東京の青海埠頭でヒアリが発見された

東京都の青海埠頭で2019年の9月に1回、10月に2回「ヒアリ」が発見されたことがニュースとして報道されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。 「ヒアリ」は特定外来生物でもありとても危険な生き物のため、東京都は環境省とともに発見後追加調査を行っています。 調査結果としては多数の羽がある女王アリが確認され、さらには一定以上の規模のコロニーまで形成されていました。確認されたコロニーはすでに殺虫処分をしているものの女王アリが飛び立った可能性もあるとして調査が続けられています。

海外からのコンテナに付随してきた可能性が高い

「ヒアリ」が日本に上陸した経路としては、海外から船に乗せて運ばれるコンテナに付随していたものです。 「ヒアリ」はとても危険な生物であるために当然各港でも警戒はされていましたが、2017年5月に中国から出航されたあと港にしばらく保管されていたコンテナ内部に「ヒアリ」のコロニーが発見されました。 確認された生物が「ヒアリ」であったためにコンテナ内を燻蒸消毒するとともにトラップなどを設置し、そのほかに侵入がないかを調査することとなりました。

以前から度々日本の港でヒアリが確認されてきた

2017年以前には「ヒアリ」の上陸はありませんでしたが、初めて神戸で発見されて以来ほんの1月ほどで6回も日本の港で「ヒアリ」が確認されています。 特に横浜港で発見されたときにはコンテナヤード内のアスファルトの下から700匹以上の「ヒアリ」が発見されるに至り、女王アリはいまだ発見されていないもののコロニーが形成されていたのではないかと懸念されています。 また大阪の南港でもコンテナ内部から2,000匹以上の「ヒアリ」が発見されています。

被害者も多数

「ヒアリ」による被害は福岡の博多港で作業員が腕を刺されたのを皮切りに、各地の港で多数報告されています。 大阪で大量の「ヒアリ」が発見された際は作業員の男性2名が刺されるなどの事件もありました。日本でもすでに「ヒアリ」が1万匹以上も発見されており、特に港ではかなり警戒がされています。 今のところ港以外では発見されていませんが「ヒアリ」と断定されていないだけで知られていない被害もあるかもしれず、港付近では特に警戒が必要です。

ヒアリとは?

「ヒアリ」とは具体的にどのような生物なのでしょうか。「ヒアリ」に刺されないためにはその生態系や特徴、見分け方を知る必要があります。 ここでは「ヒアリ」がどういった生き物であるのかやどのような症状を引き起こす毒をもっているのか、刺されたときにはどうすればよいのかといったことを細かく解説していきます。

特徴や見分け方

「ヒアリ」の特徴はその繁殖力の高さにあります。体長は大きくてもわずか6mmほどですが、一つの巣に複数の女王アリがいて1日に2,000個もの卵を産むとされています。通常のアリとの見分け方は色で、「ヒアリ」は全体的に赤茶色で腹部が暗色です。 また「ヒアリ」は「殺人アリ」とも呼ばれるほど危険なアルカロイド系の毒をもっており、小型の哺乳類すら捕食してしまう極めて攻撃的で危険なアリです。 巣を作る場所は主に公園や農耕地といったやや開けた場所です。

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