ガイナックス社長の巻智博が少女の裸写真を撮影し逮捕。芸能界の闇やセカンドレイプの危険性

ガイナックス株式会社は1984年に設立され、現在に至るまで分裂を繰り返してきました。そのためガイナや地域名を付けてガイナックスを名乗る会社など、似たような社名の会社がいくつも存在します。過去に制作した作品は「新世紀エヴァンゲリオン」「不思議な国のナディア」などが有名です。

巻智博容疑者は人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の制作には関わりを持っていません。 ガイナックスには、エヴァンゲリオンシリーズやシンゴジラなどの監督で知られる庵野秀明氏も在籍していましたが、巻智博容疑者が社長の時期と在籍時期が重なっていないため面識はないとのことでした。 大ヒットした「エヴァンゲリオン新劇場版」の制作にも巻智博容疑者がガイナックスの社長時に直接的に関与したことはなく、株式会社カラーは巻智博容疑者はエヴァンゲリオンシリーズに無関係であると発表しています。 しかし今回の騒動で巻智博容疑者とガイナックスとエヴァンゲリオンが連なって報道されることでガイナックスとエヴァンゲリオンのイメージが悪化しています。 今後何らかの賠償が巻智博容疑者に対して請求される可能性があります。

ガイナックスが不振に陥った原因は、2006年に主軸の庵野秀明氏らがスタジオカラーを設立し、移籍したあたりから始まります。 その後の2011年に主力のスタッフが離脱していき、アニメ制作が難しくなっていたようです。 2016年には株式会社カラーが貸し付けたエヴァンゲリオン関連グッズの利益1億円の支払いを求めて提訴し、ガイナックスは敗訴したため1億円の支払いに応じています。2016年のガイナックスの売上収益は2011年の1/10の約2億4千万円といわれ、1億円の債務超過に陥っています。

巻智博容疑者は「GAINAX lnternational 新人オーディション」を開催しながら、女性を集めていたようです。ガイナックスといえば人気アニメ新世紀エヴァンゲリオンで有名ですから、ここなら安心と信じて応募した女性も多かったと思われます。 オーディションの内容は全身写真と顔写真のみで、声優としてもっとも重要なはずの声の審査はなかったといいます。 つまりオーディションとは名ばかりで、好みの女性をわいせつ目的で選んでいたという疑惑も浮かんでいます。これあたりの真相も、今後の取り調べで明らかになっていくでしょう。