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フジテレビがテラスハウスの打ち切りを発表。過剰演出は誹謗中傷の要因となったのか?

もくじ

フジテレビがテラスハウスの打ち切りを発表

1分で分かるニュースの要点

  • テラスハウスの出演者がSNSで批判にさらされ死去
  • テラスハウスでの炎上を狙った演出に批判
  • テレビ局では不祥事が相次ぎ、信頼性が揺らぐ事態に

出演者の木村花さんが死去したテラスハウス

フジテレビ系の恋愛リアリティー番組テラスハウスは2012年に放送開始され、これまでに5シーズン継続するなど人気を博してきた番組でした。このテラスハウスは制作をフジテレビが担当し、Netflixで放送する形がとられてきました。 しかしながらシーズン5の出演者の1人である女子プロレスラーの木村花さんがテラスハウスの番組内での行動が原因でSNSでの批判にさらされ、5月23日に急逝しています。

Netflixでも新規配信は中止に

制作を担当していたフジテレビが制作の中止を発表したことを受けて、配信を担当していたNetflixでも新しいエピソードの配信については無期限延期することを発表しています。 しかしながらNetflixはBBCの取材に対して「この非常に愛されている番組の最新シーズンをやめる計画は現在ない」と回答しているため、新しいシーズンが今後始まる可能性は残されています。

過剰な演出などが問題になったテラスハウス

木村花さんがテラスハウスの番組内でとった行動に対してSNSでの批判が集まったことに関連して、そうしたSNSでの炎上をテラスハウスの制作側が狙っていた可能性が明らかになっています。こうした炎上を狙った演出に対してSNSを中心に批判が集まっています。

誹謗中傷を助長する演出に批判

女性セブンによると出演者同士の衝突は視聴者から好まれるため、スタッフが「もっと怒鳴り合って。」などの指示を出すこともあったとされています。 またネットで炎上し話題になったシーンがあれば、そのシーンに関連した未公開動画を後日流すなど、ネットでの炎上を意識したコンテンツ作りがなされていました。このように話題作りのために出演者への誹謗中傷を助長するような演出や編集がテラスハウスで行われていたと批判されています。

台本の有無も非難の対象に

テラスハウスでは台本なしのリアリティーさをウリの1つにしてきました。それゆえに出演者の番組内での行動が出演者自身の人格批判へと繋がりやすい構図が生じていました。 しかしながら現実には制作サイドによる演出や編集によって出演者がキャラ付けされてきたことも指摘されているため、台本や大まかな筋書きがあったのではないかという批判がテラスハウスに寄せられています。

相次ぐテレビ局の不祥事

テラスハウスで生じた問題ではフジテレビ社長がコメントを出し、問題の検証を行うことを発表しています。しかしながらテレビ各局が抱える問題はバラエティ番組だけにとどまらず情報番組でも虚偽報道が行われるなど、テレビ局での不祥事が相次いでいます。

フジテレビ社長がコメントを発表

テラスハウスで起きた事件を受けて、フジテレビの遠藤龍之助社長は出演者の心について認識が十分ではなかったと述べるとともに、今後十分な検証を行っていくことを発表しています。 またSNSでテラスハウスの出演者や関係者に対して批判が相次いでいる問題に対しては、批判は番組を制作していたフジテレビが受けるべきものだとも述べています。このようにテラスハウスでの問題に関してフジテレビの社長自らがフジテレビの過失を全面的に認め、対策を行う声明を発表するまで問題が大きくなっています。

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