earth社長の石川康晴社長がセクハラで厳重処分
1分で分かるニュースの要点
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earth社長によるセクハラ疑惑
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男女共同参画会議の議員を辞任
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会社や社会への影響は
2018年の臨時査問会で処分
服飾ブランド(earth music&ecology)を運営する株式会社ストライプインターナショナルは、代表取締役社長兼CEOを務める石川康晴氏のセクハラ疑惑について2018年に臨時の審問会を開催しました。 審問会では女性社員との距離についてセクハラがあったことは認められなかったものも厳重注意の処分を下しました。
複数のセクハラ行為が確認
審問会では、石川康晴氏のセクハラ疑惑について審議を行いました。 セクハラ疑惑については、スタッフをホテルに呼び出し、同意がなくわいせつ行為を行ったことや、LINEで「内緒だよ」とした上で社員を部屋に誘ったことなど4件のセクハラ行為が報告されました。審問会ではわいせつ行為を受けた女性の証言が提示されました。
内閣府の男女共同参画会議の議員を務める石川康晴社長
石川康晴氏は、男女共同参画会議の議員として12名の学識経験者の1人として2019年3月22日付で内閣府の男女共同参画会議の議員に就任しました。
議員の辞任へ
石川康晴氏は、今回のセクハラ報道を受けセクハラ行為を否定しながらも多大な迷惑をかけたとして。内閣府の男女共同参画会議の議員を3月5日に内閣府に辞任を申し入れました。 今後辞任の手続きが進められます。
男女共同参画会議
石川康晴氏が議員を務めていだ男女共同参画会議とは、内閣府が設置するもので、内閣官房長官を議場とし、12名の大臣と12名の学識経験者の合計25名で構成される会議です。 2001年に男女共同参画社会基本法に基づき、男女共同参画審議会を継承する形で設置されました。
earth music&ecologyへの影響は
男女共同参画会議の議員として選ばれた石川康晴氏ですが、セクハラ疑惑という不祥事により、国の代表として参加していた、男女共同参画会議の議員を辞任することになりました。 また、2020年3月6日には、代表取締役社長兼CEOを辞任しましたが、代表を務めていた会社に対してはどのような影響があるのでしょうか。
エシカルファッションとして人気が高かったearth
株式会社ストライプインターナショナルは、人や地球にやさしいエシカルファッションを推進し、ブランドメッセージとして掲げ多くの人から支持されていました。 しかし、代表取締役によるセクハラ疑惑は消費者の不信感にもつながり、ブランドイメージにも大きな影響を与えています。