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ボーイング737機がテヘランで墜落。原因は技術トラブルとするもアメリカの関与の可能性など様々な憶測が。

もくじ

ボーイング737機がテヘランで墜落

イランで起きた旅客機墜落事故の原因とは

  • 米との対立で緊張が高まるイランで旅客機が墜落・ミサイル攻撃によるものか
  • 乗員乗客170名以上が全員死亡する大惨事に・各国当局が調査、ブラックボックスを回収
  • 米とイランが関与したという憶測もながれる・第三次世界大戦に繋がるという報道も

今月8日、キエフ行きの米ボーイング737機がイランの首都テヘランのエマームホメニ空港を離陸した直後に墜落しました。 この事故で乗員乗客合わせて176名全員が死亡しました。イラン情勢が緊張している中での事故だったため、テロとの憶測も流れていますが、イランのウクライナ大使館は技術的な問題だとしてテロ攻撃であることを否定しています。

ボーイング737機の墜落の概要

事故を起こしたボーイング737機は、テヘランのエマームホメニ空港を現地時間8日午前6時過ぎに離陸した直後にエンジンから火を噴き墜落し、乗っていた乗員乗客全員が死亡しました。 事故の状況や原因を見ていきます。

737MAXとは別の機体

メディアの報道によると、墜落した機体は米ボーイング社の「737NG」という機体で2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで墜落事故を起こした「737MAX」とは異なる機体です。 「737MAX」は2018∼2019年の間に2回の墜落事故を起こし現在は運行が完全に停止隣、生産に関しても中止という措置がなされています。 今回墜落した「737NG」は「737MAX」より前期のモデルで、「737MAX」の事故原因となった制御システムであるMCASは搭載されておらず、墜落した機体は2016年7月に納入されたものでした。

テヘラン空港を離陸直後に火を吹きながら墜落

現場に居合わせた人が撮影したという映像は、エンジンから火を噴きながら飛行している機体の様子を捉えられていました。 737MAXの事故では、離陸時に機首が上がり過ぎないようにコントロールする操縦特性向上システムの誤動作によるものでしたが、今回の事故はエンジンのトラブルが原因とみられています。 空港広報も墜落の原因はエンジントラブルによる出火とみて、回収したブラックボックスの解析を進めていく模様です。

機体の技術トラブルが原因とされた

イラン当局は当初「操縦特性向上技術」のトラブルであるとしていましたが、その後はエンジンから出火したことが墜落に繋がった可能性が高いと発表を訂正しています。 ウクライナ大使館もミサイルによる攻撃であることを否定し、テロではないと強調しました。 また、欧米やカナダの安全当局が原因究明を行っています。各当局の関係者は情報収集の途中ではあるとしながらも、機器の不具合による墜落でありミサイル等の攻撃ではないと判断しているようです。

乗員乗客170名以上が全員が死亡

この墜落事故の犠牲者は、乗員乗客170名以上全員が死亡しました。ウクライナ国際航空によると、ウクライナ人、イラン人、カナダ人らの乗客167人、乗員9人が搭乗していました。 ウクライナのウォロディミル ゼンスキー大統領は、事故の原因がはっきりするまでは根拠のない憶測は控えてほしいと国民に訴えました。 ウクライナはイラン政府の了解を得た上で、遺体の搬送のために特別機をイランに派遣することにしています。

カナダ首相はイランによる撃墜であると判断

カナダのトルドー首相は今回の飛行機墜落に関してはイラン側によるミサイルの誤発射であると判断しました。 イギリスのジョンソン首相やアメリカのトランプ首相も同様の見解を示しています。 一方でイラン側は依然として今回の墜落事件はあくまで機体トラブルであり、イラン側が何かしらの原因となっていることを否定しました。 事件が起きた場所や関与している国の関係もあり、今回の事件では不正や不可解な点が無いよう、疑いのない透明な捜査が求められます。

今回のボーイング737機の墜落事故の不審な点や憶測

今回の事故はアメリカとイランが対立し戦争の可能性も否めない緊張が高まる状況下で起きた事故だったため、その原因に不審な点があることで様々な憶測が流れています。犠牲者を出した各国が、事故の原因究明にどう協力していくのかは不透明な状況です。 アメリカとイランの関与があったのか、調査の様子を見ていきます。

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