人ごとではないあおり運転問題
あおり運転が社会問題に
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あおり運転は日常的に行われている
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些細なイラ立ちが危険行為に発展する
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死者まで出す悪質なあおり運転
あおり運転に対する対処法は?
(画像:Unsplash)
車で通勤をされている方も多い中、自動車は日常生活において欠かせないアイテムになっています。 しかし、公道とは様々な事情を持った方が車を走らせている場所です。中には悪質ドライバーもいるでしょう。 もし自分があおり運転に遭ってしまった場合、もしくは遭わないためにはどうしたらいいのでしょうか。3つの対処法を詳しく解説していきます。
対処法① ドライブレコーダーの取り付け
まず、今すぐに出来る対策と言うのがドライブレコーダーを取り付けることです。街のカーショップに行けば設置や初期設定までしてくれます。 ドライブレコーダーを付けているだけで、あおり運転を抑制できますし、万が一の場合でも警察に証拠として届けることも可能です。「ドライブレコーダー作動中」のステッカーもあれば、さらに効果が高まります。 値段は画質や録画時間によっても変わりますが、大体1~2万円で購入することができます。
対処法② 道を譲る
後ろから車間距離を詰められたり、パッシングされたりした場合に有効なのが、潔く道を譲ることです。法定速度で走っていても煽られてしまった場合には、素直に追い越させましょう。 接近してくる車に対抗して速度を上げてしまうと逆効果になってしまう恐れもあります。安全運転を心がけ、悪質なドライバーには余裕を持った態度で接することが大切です。 また、必要以上に後続車を気にしてしまうと前方の注意が散漫になってしまうケースも考えられます。何よりも落ち着いた運転を行うことで、事故を未然に防ぐことができます。
対処法③ 停車する場所は安全な所を
煽られるだけでなく執拗に付きまとわれてしまった場合には、すぐに安全な場所に停車するのも手です。危険な状態で運転を続けてしまうと第三者を巻き込んだ事故に繋がりかねません。 停車する場所は一般道の場合なら路肩や駐車場、高速道路の場合にはパーキングエリアなどですね。 それでも追跡してきた場合はドアのロックを欠かさず、警察に助けを求めましょう。呼び出されるまま車外に出てしまって暴力を振られたケースも存在しています。
あおり運転をする人の危険な心理状態や特徴
(画像:Unsplash)
恐らくほとんどの方は運転中にイラっとした経験があるのではないでしょうか。しかし、そのイラつきを抑えて平常心を心がけるのが一般ドライバーです。 あおり運転をしてしまう人でも日常生活は普通に送っていますし、普段から素行の悪い人ばかりが煽ってしまうわけではありません。 次はあおり運転を行う人間の心理状態に迫ります。
心理状態
車は人間よりもパワーのある乗り物です。便利な乗り物であると同時に、人を簡単に殺めてしまう凶器でもあるのです。 それによって車に乗っていない状況よりも気持ちが大きくなってしまい、相手よりも優位に立ったと勘違いしてしまいます。漫画などでよく見かけるハンドルを握ると別人になる描写そのものですね。 また、自分の運転技術が人よりも上であると過信していることも考えられます。そうなると自分の思い通りの運転をしないドライバーに対して、憤りを感じてしまうのでしょう。
特徴① 長時間の運転
第一に長時間運転していることが考えられます。30分程度の運転だけでもかなりの体力を使うのに、数時間運転した時の疲労は相当なものです。 特に熟練ドライバーの方だと休憩を挟まずに連続運転してしまうこともあるでしょう。疲れが溜まると些細な出来事でもイライラしてしまいますから、余計にあおり運転に繋がってしまうのです。 さらに高速道路で渋滞に巻き込まれたりしていると気持ちの余裕も無くなってしまいます。高速での事件が多いのもそのためです。