もくじ
静岡県議会議員の諸田ひろゆき氏がマスク転売を行なっていた
1分でわかるニュースの要点
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静岡県議会議員の諸田ひろゆき氏がマスク転売
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静岡県民からは怒りの声
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政府はマスクの転売禁止を決定
新型コロナウイルスの影響で世界でマスク不足が生じる。日本政府、各国やWHOの対応に注目。コロナウィルスの感染拡大に伴って各国のマスク対応に変化が生じてきています。マスクの需要は世界的に高くなっており、国や地域によっては異常な高値で販売されている場所もあります。マスクをめぐった混乱を防ぐために各国政府は買い上げや販売管理などの施策に乗り出す方針です。
県議会議員によるマスク転売
現役県議会議員によるマスク転売が発覚し波紋を広げています。使い捨てマスクは中国からの輸入に頼っているのが現状です。新型コロナウイルス問題以降、品薄状態が続いています。その最中での現役県議会議員のマスク転売は許されるのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響を受けレトルト食品などの保存食の需要増。買い占め問題勃発か?新型コロナウイルスが与える食品への影響が心配されています。日本中にウイルスが蔓延しており長期化は避けられない状況です。すでにマスクは品薄が続いていますがレトルト食品などの長期保存食品の需要が増えています。その背景にあるのはテレワークや外出の自粛、学校の休校といった政府の要請です。しかし買い占めなどの行動は慎むべきです。今回は買い占めが懸念される保存食の需要増に迫ります。
900万円近くの売り上げ
使い捨てマスクの転売に関わっていたのは、静岡県議会議員の諸田ひろゆき氏です。オークションサイトに1セット2,000枚のマスクを約90回出品し900万円近い利益を得ています。 単純に計算しても2,000枚を10万円程度で取引きしていたことになるでしょう。諸田ひろゆき氏は貿易会社の役員に名を連ねており、マスクの在庫を抱えることは容易であったと推測されます。 本人は在庫の1割程度を出品したことを認めた上で謝罪しましたが議員は辞職しないことを表明しました。
諸田ひろゆき氏は転売では無いと主張
諸田ひろゆき氏は転売では無いと主張していますが具体的な説明はありません。転売したマスクはウイルス騒動発覚後に仕入れたものではなく、10年近く前からある余剰品としています。 いずれにしてもオークションサイトを介して、定価以上の価格で販売したことに変わりありません。言い換えれば、なぜこのタイミングでオークションサイトを使ったのでしょうか。 通販サイトで定価で売り出すことも可能であったはずです。問題は転売か否かではなくタイミングの問題だといえます。